切なさを忘れて…２ (ページ17)

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４６～過去～ページ17

私が中学１年、玄樹と付き合い始めた頃、美咲に呼び出された。あの立ち入り禁止の崖に。

美咲「ねぇ…存在邪魔。いつになったら消えてくれるの？」

『………』

美咲「答えられない？じゃあお願いしまーす♪」

『…え？何？』

来たのはさゆみ姉さん。

さゆみ「消えて。私よりも実力がある人なんて入らないの。」

『どういう事よ…』

さゆみ「あんた、お母様に気に入られてるでしょ？そんな子なんて入らないの。」

トン

『キャアーーーーーーーー！！！！！』

ちなみに崖の下には海。でも飛び込む前に、砂浜に落ちた。それから私は頭を強く打った衝撃で玄樹と付き合ってたのは分かってたけど、小学生の頃の玄樹との思い出は、覚えてない。

?「お母さん！誰か倒れてる！」

?母「あらやだ…血だらけじゃない！」

?父「救急車を呼ぶか。」

あれから救急車で運ばれた。

『ッ……』

?母「あ、起きたみたいね？」

『あの…どちら様？』

?母「ほら。あんた自己紹介しなさい？」

咲希「私は清井咲希。貴女は？」

『私は…彩木…(人1)…』

咲希母「あら、貴女…咲良ちゃんのお姉さん？」

『はい…』

咲希母「あ、私は咲希の母だよ？」

咲希父「俺は咲希の父だ。」

未来「後兄弟の方よ？」

優太「(人1)…？」

『優太兄さん！！！！！』

優太「良かった…生きててくれた…」

『うぅっ…(泣)』

玄樹「(人1)！」

『玄樹ぃ…』

玄樹「良かった…無事みたい…」

優太「で、その人達は誰？」

『私が倒れてるのに気付いて救急車を呼んでくれたの！』

優太「あの…ありがとうございます！」

咲希母「いえ！とんでもない！」

咲希父「そうだよ。顔を上げて？ただ倒れてる子をほっておけなかったんだ！」

これが、咲希との出会い。前は咲希が助けてくれたけど、今は立場逆転してる。自分で言うのもなんだけど…(笑)それと、玄樹との出会いは後に思い出す。