50. ページ50
.
学校に着くと中は人やカメラで溢れかえっていて、さすがSOPAだなと感心する。
そういえばジョンウの時もすごい人の数だった。
「ジョンファンいる?いる?」
DY「いるよ。ヌナ前の方に行きな、よく見えるでしょ」
「えー!ありがとうドヨン」
DY「ヒョンソギヒョンも見える?前の方来る?」
HS「は?」
DY「ちょ、冗談じゃないですかぁ〜!」
体育館に入るともう既に表彰式が始まっていて、ちょうど特別功労賞でジョンファンがステージに立っている瞬間だった。
キョロキョロと私たちを探すジョンファンにみんなで「ジョンファナ〜!」と叫ぶと気づいてくれた。
嬉しそうに手を振る姿はまさに犬だ。でかい犬。
「ジョンファン他の子と比べても大きいですね」
HS「あの広い肩幅、まさにサンナムジャだよ。出会った頃はあんなに小さかったのになぁ……」
「…ちょっとオッパ泣かないでくださいよ〜!オッパが泣いたら私まで涙が…」
練習生の頃のジョンファンを思い出して泣き出すヒョンソクオッパを見て、私も釣られて涙が出てくる。
2人で泣いている姿を見ハルトが呆れ顔で「ほら、これ使ってください」とヒョンソクオッパにティッシュを差し出した。
おい、私には?
YS「ほらA、ジョンファンが表彰されてるよ。泣いてたら見えないでしょ?一生に一度なんだしちゃんと見とこ」
「ヨシノリオッパ……」
YS「はい、涙拭いて」
ハルトに見捨てられた私を見て、ヨシノリオッパが服の袖で私の涙をふいてくれた。
「メイク崩れちゃってるじゃん」と苦笑い。
やっぱり私の彼氏はヨシノリオッパしかいないと思う。
「ヨシノリオッパ……私と付き合ってほしい……」
YS「……ごめんなさい」
HR「はいドンマイ」
「………」
.
711人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どりぃ(プロフ) - はりやっこさん» はりやっこさん初めまして!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります!💖 (2月18日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
はりやっこ(プロフ) - 初めまして!いつのまにか一気読みしちゃったぐらい面白いです!!!また続きを楽しみにしております(*'▽'*)♡ (2月16日 0時) (レス) @page36 id: 53d6058391 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - あささん» ありがとうございます!みんな夢主ちゃんのこと大好きなんです(^^)ドキドキしていただけて嬉しいです!頑張ります! (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます!リクエストかしこまりました!ジョンファンを甘やかす夢主ちゃん、かいてみます😊 (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 続きが気になります!!みんななんだかんだで好きな感じが滲み出てるのがちょっとドキドキします!笑 楽しみにしてます!! (2月13日 14時) (レス) @page30 id: 184dfc5a01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:どりぃ | 作成日時:2023年9月1日 19時