検索窓
今日:131 hit、昨日:474 hit、合計:151,415 hit

45. ページ45

.




「お風呂上がりました〜。…あれ?」




お風呂からあがってリビングに戻ると既に誰の姿もなかった。明日は朝早いし今日も練習で疲れたから、みんな早めに寝たんだろう。

水を飲もうと冷蔵庫を開けると「A?」と声がして、振り返るとジュンギュオッパがいた。




「オッパ、まだ寝てなかったんですね」

JK「ゲームしてた」

「へぇ」

JK「Aもちょっと一緒にやる?」

「…やる!」




ジュンギュオッパのやってるゲームは意外と面白くて、何回かやらせてもらったことがある。

久々に入ったジュンギュオッパの部屋で私はパソコンに向き合った。




JK「ヤー!下手くそ!」

「ちょっとオッパ声大きい!」

JK「見てらんない、下手すぎ」

「そんなに言うならオッパがやってみてくださいよ!」

JK「言っておくけどオッパめっちゃ上手いんだからね」




さすが引きこもりゲーマーと言ったところか。

私のスコアの何倍もの数字をたたき出すから、私はぐうの音も出なかった。




「も、もう1回……!」

JK「だめ。もう終わり。明日早いし寝よ」

「えー……」




まだ数回しかしてないのにと思ったけど、明日の仕事に支障が出ても行けないからまた今度やらせてもらうことにした。

リビングに戻ってソファで寝ようと思ったら「え、どこいくの?」と腕を引っ張られた。




「ソファです」

JK「ソファで寝るつもりなの?」

「はい」

JK「ヤァ、ダメだよ。おいで、オッパと一緒に寝よう」

「え!?ちょっと!?」




クレヨンしんちゃんだらけのジュンギュオッパのベットに引っ張られ、私は抱きしめられるように倒れ込んだ。

オッパは混乱する私を置いて「おやすみー」とさっさと寝た。マジで寝た。

逃げようと思ったけど寝てるくせに力が強くて抜け出せなくて、どうしようもないから、私もそのまま大人しく目をつぶった。



.

46.→←44.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (161 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
711人がお気に入り
設定タグ:TREASURE , トレジャー , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

どりぃ(プロフ) - はりやっこさん» はりやっこさん初めまして!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります!💖 (2月18日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
はりやっこ(プロフ) - 初めまして!いつのまにか一気読みしちゃったぐらい面白いです!!!また続きを楽しみにしております(*'▽'*)♡ (2月16日 0時) (レス) @page36 id: 53d6058391 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - あささん» ありがとうございます!みんな夢主ちゃんのこと大好きなんです(^^)ドキドキしていただけて嬉しいです!頑張ります! (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます!リクエストかしこまりました!ジョンファンを甘やかす夢主ちゃん、かいてみます😊 (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 続きが気になります!!みんななんだかんだで好きな感じが滲み出てるのがちょっとドキドキします!笑 楽しみにしてます!! (2月13日 14時) (レス) @page30 id: 184dfc5a01 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:どりぃ | 作成日時:2023年9月1日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。