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結局ジェヒョクには黙っててもらうことになった。
心配してくれてるのは分かるし申し訳ないと思うけどやっぱり迷惑をかけたくない気持ちの方が大きくて。
JW「ヌナー、そろそろ部屋戻りましょ」
「うん」
JH「あ、今回はAとジョンウが同部屋なんだ」
JW「そうです」
今回の同部屋のジョンウに呼ばれて着いていくと、ジフンオッパがそう聞いてきた。
毎回事務所側が適当に部屋割りを決めるから誰と同部屋かはランダムだ。
JH「俺今回ひとり部屋なんだ」
「えー、当たりじゃないですか」
JW「いいな〜当たり部屋」
JH「お前ハズレだもんな」
「どういう意味ですかこら」
私と同じ部屋をハズレというジフンオッパにキレると、あははと笑われた。
JH「ジョンウヤ、明日朝早いから寝坊するなよ」
JW「ヌナが起こしてくれます」
「ジョンウ全然起きないから起こすの嫌だ」
JW「えー、いいじゃないですか」
JH「俺いつもAのこと起こしてあげてるでしょ。たまには起こす側になったら」
「いや私起こしてなんて頼んだことないですけど……」
JH「毎朝白目むきながらヨダレ垂らした寝顔見るこっちの身にもなってよ」
「ちょっと待って白目!?」
自分ってそんなに酷い寝顔だったの!?とショックを受ける。
面白可笑しそうにケラケラ笑う2人と廊下を歩いていると、正面から見たことのない人がこちらに向かって歩いてきた。
このフロアはトレジャー関係者で貸切なのに。新人のスタッフの人だろうか。
JH「……こんばんは〜」
ジフンオッパも不審に思ったのか、すれ違いざまに挨拶をするとペコリと会釈が返ってきた。
「あのスタッフさん初めて見た」とジョンウが囁く。
「私も」
JH「じゃ、明日も早いしお前ら早く部屋はいんな」
JW「おやすみヒョン」
JH「おやすみ〜」
「おやすみなさい」
私たちは明日の仕事に備え、早めの就寝に着いた。
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どりぃ(プロフ) - はりやっこさん» はりやっこさん初めまして!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります!💖 (2月18日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
はりやっこ(プロフ) - 初めまして!いつのまにか一気読みしちゃったぐらい面白いです!!!また続きを楽しみにしております(*'▽'*)♡ (2月16日 0時) (レス) @page36 id: 53d6058391 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - あささん» ありがとうございます!みんな夢主ちゃんのこと大好きなんです(^^)ドキドキしていただけて嬉しいです!頑張ります! (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます!リクエストかしこまりました!ジョンファンを甘やかす夢主ちゃん、かいてみます😊 (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 続きが気になります!!みんななんだかんだで好きな感じが滲み出てるのがちょっとドキドキします!笑 楽しみにしてます!! (2月13日 14時) (レス) @page30 id: 184dfc5a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どりぃ | 作成日時:2023年9月1日 19時