find your TREASURE!!

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JH「A飲み物買ってきてー」

「え、なんで私が」

JK「俺炭酸！」

DY「コーラがいいです！」

JW「ヌナ俺も！」

「自分で行けよ……！」




配信が終わってすぐ、Aをパシリに使おうとするジフン含め多数。

キレながらも「後でお金返してくださいよ！」と部屋を出ていくAの後ろ姿を追いかけた。




HS「A！俺も一緒に行くよ」

「え！いいんですか？」

HS「外は寒いし女の子一人じゃ危ないだろ」

「やだヒョンソクオッパ……惚れそう」

HS「はは、惚れろ惚れろー」




自販機で済まそうと思ったけど、飲み物ついでにお菓子や肉まんなどを頼まれたから近くのコンビニまで歩くことにした。

ほんと人使いというか女の子使いが荒いメンバーたちだな。




「うわ！さっむー」

HS「もうすっかり冷え込むね〜」

「コンビニどっちでしたっけ？」

HS「そこ曲がったらすぐだよ」




直撃するピリッとするような冷たい風に体を縮める。

2人で足早にコンビニに駆け込み、飲み物やらお菓子やら言われたものを買ったらビニール袋2つ分がパンパンになった。




HS「この量1人はしんどかったね」

「あの人たちは私のことなんだと思ってるんですかねほんとに……特にジフンオッパなんてまるで召使いみたいに私をこき使うんだから！」

HS「愛ゆえでしょ」

「こんな愛いやです」




真顔で否定するAが面白くてぶっと吹き出す。

たくさん食料が入った重たい袋を抱えながらホテルへの道を戻っていると、カシャとシャッター音が聞こえた。




HS「っ！」

「？オッパ？」

HS「……」




振り返るけどそこには誰もいなくて。

Aは気づいていないのかただキョトンと首を傾げている。




HS「今シャッター音しなかった？」

「え？聞こえなかったですけど……」

HS「あれ？ならいいんだけど……」




違うならまあいいか、と俺たちは足早にホテルに戻った。




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