28. 迫る危険！？ ページ28
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プルルル、と電話がなる。
震えるピンクの携帯を取って「鳴ってますよ」とAヌナに渡すと「あぁ、ありがとう」と受け取った。
HR「？出ないんですか」
「あーうん、後でかけ直すからいいや」
HR「そっすか」
そのまま着信音が切れるまで放置して曲作りの続きに取り掛かる。
パソコンの前に座るアサヒは俺たちの方を振り向きもしない。これは完全集中モードだ。
俺もやらなきゃ、と「ここのパートヌナに1回歌って欲しいんです」と楽譜を渡すと、ヌナが返事をする前にまたプルルルと同じ着信音が鳴った。
「……しつこいなあ」
HR「電話出ればいいじゃないですか」
「んー」
AS「ちょっとA、作業の邪魔になるから出るかミュートにするかして」
「あー、ごめん」
今度こそこちらを振り向いたアサヒに言われて、電話をしに作業室から出ていった。
アサヒは「最初から出ればいいのに」と言ってまたパソコンと睨めっこ。
俺は暇だからヌナの帰りを待った。
HR「あ、おかえりなさい」
「ごめんごめん、ただいま」
HR「誰だったんですか？」
「……お母さん。また近いうちに帰ってきてーだって」
HR「へー。今度俺も一緒に行っていいですか？」
「お母さんハルトの顔大好きだから喜ぶと思うよ」
HR「っしゃ」
前に一度お邪魔して以来会ってないなぁ。
親子揃ってすげぇ美人だし、ヌナの兄ちゃんも超イケメンだ。アイドルになればいいのに。
にしてもお母さんからの電話を出るのにあんなに渋る必要あったのだろうか。
うーん？と首を傾げるけど答えなんて出てこない。
HR「ところでAママは俺の顔好きなのにAヌナは俺の顔好きじゃないんですか？」
「うーん…ハルトは見慣れすぎてるからなぁ」
HR「じゃあどんな顔が好きなんですか？」
「………………シュガ先輩？」
HR「あーはいはい、塩顔ね」
AS「お前らまじで出てってくれる？」
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どりぃ(プロフ) - はりやっこさん» はりやっこさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです！これからも頑張ります！💖 (2月18日 19時) (
レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
はりやっこ(プロフ) - 初めまして！いつのまにか一気読みしちゃったぐらい面白いです！！！また続きを楽しみにしております(*'▽'*)♡ (2月16日 0時) (レス) @page36 id: 53d6058391 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - あささん» ありがとうございます！みんな夢主ちゃんのこと大好きなんです(^^)ドキドキしていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます！リクエストかしこまりました！ジョンファンを甘やかす夢主ちゃん、かいてみます😊 (2月13日 15時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 続きが気になります！！みんななんだかんだで好きな感じが滲み出てるのがちょっとドキドキします！笑 楽しみにしてます！！ (2月13日 14時) (レス) @page30 id: 184dfc5a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2023年9月1日 19時
