find your TREASURE!!

14. ページ14

.




AS「……うわすげ、ほんとにハロウィンパーティーじゃん」

SJ「ヌーナっ！」

JH「なにしてんの、お前」

「………………」




ジョンファンがアサヒを連れて部屋に入ってきて、私は咄嗟にジフンオッパの背中に隠れる。

「ヌナ、俺約束守りましたよ！全員連れてきた！」とニコニコでこちらを見てきて全力で目を逸らした。




JH「お前らなんの話してるの？」

「なんの話もしてません」

SJ「ヌナが俺のためにコスプレしてくれる約束で」

「うわーー！！ジョンファン！！」

JH「…コスプレぇ？」




慌ててジョンファンの口を塞ぐけど時すでに遅しで、ジフンオッパは怪訝な顔で私を見て、他の全員がこちらを注目していた。

「え、コスプレしてんの？」「見せろ見せろー」と野次馬のようにからかってくるメンバーに私はオロオロと慌てる。




JH「そのコートの下はコスプレってこと？」

「………はい、」

JH「へー。見せてよ」

「……そんなお目汚しはできません」

JH「俺のコート勝手に着てるんだから見る権利くらいあるよね？」

「…………」




にっこりと圧をかけてくるジフンオッパと「ヌナ早く写真撮りましょうよ」としっぽを振って待機しているジョンファン。

それからパーティーの余興のようにこちらを見て楽しんでいるほかのメンバーたち。




JH「そんなに脱ぎたくないなら俺が脱がせてあげようか？」

「……ジフンオッパがいうと冗談に聞こえないんですけど」

JH「本気だけど」

「……自分で脱ぎます」




腹を括ってボタンに手をかけ、渋々コートを脱いだ。

ドヨンやジョンウあたりから「おぉぉ……」という声が聞こえてきて「どういう反応」と聞けば「馬子にも衣装っすね」と失礼なことを言われた。




SJ「んん"！最高に可愛いですヌナ！」

「…ありがと」

HS「…ちょ、ちょっとAそんな薄着じゃ風邪ひくよ！？布が足りてない！服を着なさい！」

YS「ほら、オッパの上着貸してあげるから…」

「ありがとうございます…」

JH「四捨五入で裸じゃん」

「違います！！」




.

15.→←13.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す