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JH「……何言ってんの？」
JW「いや、俺もまだ信じられないけど……弟のジョンファンがそういうんだから間違いないでしょ」
JH「……それ本当なのジョンファン」
SJ「全部本当だよ」
JH「…やばい、なにいってんのか全然わかんない」
ジュンギュがAを愛しすぎて、洗脳していること。
その影響でAの中の“幼馴染”はキスもハグもなんでもすることができる関係ということ。
にわかに信じ難いけど、ジョンファンの真剣な表情は嘘を言っているようには見えなかった。
JH「いっぺんに色々ありすぎて着いていけない」
SJ「…でもこの状況早くどうにかしないとほんとにジュンギュヒョンに取られるよ」
JH「どうにかって……」
メールも電話も返事がないのに一体どこから手を付ければいいんだ。
あいつ、自分が当主だからって好き勝手しすぎだ。
JH「Aを中心に世界が回ってるとでも思ってんのか……」
JW「いや、それはヒョンもでしょ」
JH「……」
否定はできない。
ジョンファンもずっとジュンギュに電話しているけど相変わらず応答はない。
ジュンギュの弟に電話をかけたら出たけど「え！？買収！？知らないよそんなの！！」と言っていたから、これは完全にジュンギュの単独行動ということだ。
SJ「……ちょっと俺ジュンギュヒョンの家行ってきます」
JW「え、直接乗り込むつもり！？」
SJ「はい。……でもそれはパク財閥の買収がどうのこうのじゃなくて、弟としてヌナが心配だからです」
JH「……」
SJ「だってヌナ、俺の電話にずっと出てくれない」
ジョンファンは泣きそうな顔で携帯を握りしめ、「また連絡します」と走り去ってしまった。
俺は小さくなっていくその背中を見つめて立ち尽くした。
……本来なら俺がそうするべきなのに。
婚約者の俺がヒーローのごとくAを迎えに行くべきなのに。
こんな時になってもまだ俺は体が動かない。
JW「ヒョンは行かなくていいの？」
JH「……、」
JW「Aさん取られちゃうよ」
分かってる。俺が行かなきゃいけないことくらい。あの時の助けを求めるように俺を呼ぶAの姿が脳裏に焼き付いて離れない。
なんで俺は手を伸ばさなかったんだ。
なんで奪い返さなかったんだ。
情けない。あまりに惨めだ。
悔しくて、辛くて、こんな自分が本当に嫌で、血が出るくらい拳を強く握った。
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どりぃ(プロフ) - アラムさん» ありがとうございます！ジュンギュにこんだけ一途に愛されたいですよね(╥﹏╥) (5月6日 5時) (
レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
アラム(プロフ) - 良すぎます（ ｉ _ ｉ ）ジュンギュのこういう感じ似合います（ ｉ _ ｉ ） (3月31日 8時) (レス) @page14 id: a54bdcc06c (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 😢🥺🥰 (3月26日 12時) (レス) @page14 id: 825bc8586a (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - りーさん» ドキドキして貰えて嬉しいです💞ありがとうございます！続きだしました！ (3月25日 22時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ジニさん» ありがとうございます！！うわああ嬉しすぎます😭😭本当にお待たせしてしまい申し訳ありません😭これからも頑張ります！！ (3月25日 22時) (レス) @page14 id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2024年2月20日 19時
