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63. ページ13

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「ねえ!やだジュンギュ、返してよ!」

JK「ダメ」




連れてこられたのは約半年ぶりくらいのキム家だった。

腕を痛いくらいに引っ張られながらジュンギュの自室まで連れていかれ、投げるようにベットに倒された。

バックの中から携帯を取られ、電源を切って引き出しの中にしまわれた。




「っ、ぅ!」

JK「……口開いて」

「もうやめてってば……!」




何度も何度も何度も、車の中からずっとキスをしてくるジュンギュから逃げるように後ずさる。

逃げても意味ないことなんて分かってるけど、受け入れることなんて出来なかった。




JK「A、俺と結婚しよう」

「……で、きないよ……」

JK「できるよ」




またキスをして、体を触って、怖いくらいに優しく頭を撫でられる。

抵抗する手をベットに押し付けるように掴まれて、もう片方の手で腰を触られた。

ゆっくりと下着をなぞる指とか、足の間にいれられた膝とか、熱っぽい目とか、全部全部嫌で仕方がなくて。

気がついたら私は涙が溢れていた。




「もう、やめて……、」

JK「……A、泣いても仕方ないんだよ。もうパク家は終わったの。ジフンとの結婚も無かったことになるんだよ」

「え……ど、どういう……」

JK「パク家は俺が潰した」




感情の籠ってないジュンギュの声は機械みたいで、私の顔を大きな手で包んで「だからAはもう完全に俺のものだよ」とキスをした。

どういうこと?パク家が終わったって?ジュンギュが潰したって?




「あなたパク家になにを……」

JK「……買収したよ」

「は……!?」

JK「もうパク財閥は存在しない。だからAはもうジフンのことなんて考えなくていいの。俺だけを見て、俺しか知らなくていいの」




なんで、どうしてこんなことをするの。

私はただ好きな人と一緒にいたかっただけなのに。ただ手を繋いで同じ場所にいるだけでよかったのに。なんで全部めちゃくちゃにするの。

私は「愛してるよ」と、そう言って近づいてくるジュンギュの頬を力いっぱい引っ叩いた。




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設定タグ:TREASURE , ジフン , ジュンギュ
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どりぃ(プロフ) - アラムさん» ありがとうございます!ジュンギュにこんだけ一途に愛されたいですよね(╥﹏╥) (5月6日 5時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
アラム(プロフ) - 良すぎます( i _ i )ジュンギュのこういう感じ似合います( i _ i ) (3月31日 8時) (レス) @page14 id: a54bdcc06c (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 😢🥺🥰 (3月26日 12時) (レス) @page14 id: 825bc8586a (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - りーさん» ドキドキして貰えて嬉しいです💞ありがとうございます!続きだしました! (3月25日 22時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ジニさん» ありがとうございます!!うわああ嬉しすぎます😭😭本当にお待たせしてしまい申し訳ありません😭これからも頑張ります!! (3月25日 22時) (レス) @page14 id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どりぃ | 作成日時:2024年2月20日 19時

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