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「すき焼き美味しかったですね」
JH「……」
「……お、美味しかったね、」
JH「うん、美味しかった」
彼は『ジフンさん』呼びや敬語を使うと返事をしてくれなくなった。
その度に毎回訂正をするけど、あまりに慣れていないので、私はぎこちなさを隠しきれない。
だけど彼はそのぎこちなさすらも受け止めてくれる。
JH「ちょっとは息抜きできた？」
「はい…………う、うん、できた」
JH「なら良かった」
「この後はどうする？」
JH「俺イルミネーションがみたい」
「イルミネーション……」
そういえばもう町中がクリスマスのムードで、そこらかしこにイルミネーションやらクリスマスツリーが飾られている。
ジフンさんによると、この時期のソウルタワーから見下ろすソウルの街並みがすごく綺麗らしい。
「じゃあソウルタワー、夜になったら行きましょう」
JH「そうだね」
ソウルタワーに登ったのなんて遠い昔にジョンファンと行った時の1度きり。
だから好きな人とソウルタワーに登れることが嬉しくて少しソワソワしてしまう。
ジフンさんの大きな手に包まれた右手を見てはニヤニヤして、早く夜にならないかな、なんて考えた。
JH「なぁ」
「っ、はい！」
JH「…………ごめん、今まで酷い態度とって…」
「え」
JH「痛い思い辛い思いさせてしまって本当にごめん。お見合いの時もキツい言い方してしまって本当にごめん」
お父義さまに殴られた腕にそっと触れて少し震えた声で謝られた。
確かに痛かった。怖かった。辛かったけど。
でも、先日までの冷たくて酷い言葉ばかりかけてきたジフンさんはもうどこにもいない。
だってそんな人はこんなふうに謝ったりしない。
彼は本当はすごく優しい人だって分かったの。
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どりぃ(プロフ) - アラムさん» ありがとうございます！ジュンギュにこんだけ一途に愛されたいですよね(╥﹏╥) (5月6日 5時) (
レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
アラム(プロフ) - 良すぎます（ ｉ _ ｉ ）ジュンギュのこういう感じ似合います（ ｉ _ ｉ ） (3月31日 8時) (レス) @page14 id: a54bdcc06c (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 😢🥺🥰 (3月26日 12時) (レス) @page14 id: 825bc8586a (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - りーさん» ドキドキして貰えて嬉しいです💞ありがとうございます！続きだしました！ (3月25日 22時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ジニさん» ありがとうございます！！うわああ嬉しすぎます😭😭本当にお待たせしてしまい申し訳ありません😭これからも頑張ります！！ (3月25日 22時) (レス) @page14 id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2024年2月20日 19時
