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SJ「ヌーナーー！」
「ジョンファン！」
今日は私の実家、ソ財閥での会議。
弟ジョンファンとの1週間ぶりの再会に、今まで締め付けられていた心が少し楽になった。
SJ「ヌナがいない家はつまらないから帰ってきてよ」
「こうやって時々帰ってくるじゃない」
SJ「それは仕事じゃん！仕事嫌だ！」
「そんなこといっても……」
私だってパク家にいるより実家にいる方が落ち着く。
可愛いジョンファンと優しいお父さん、馴染みがあって話しやすいメイドさんたち。
それに頼りになる幼馴染だって……
JH「ヤー、お前何してんの？早く会議の準備しろよ」
「っ……！す、すみません…！」
突然耳に入る声に緊張の汗が吹き出す。
ジフンさんだ。お父さんに挨拶をしに行っていたはずなのにどうしてここに…
JH「お前ほんっと愚図だな。実家だからって怠けないでくれる」
「すみません…」
JH「チッ、めんどくせぇ」
SJ「……ジフンさん、そんな言い方しなくてもいいじゃないですか！ヌナは僕が引き止めてしまったから準備ができなかったんですよ？叱るなら僕を叱ってください！」
JH「は？…お前もいい加減姉離れでもしたら」
ジョンファンにもきついことを言うジフンさん。
私たちなんて気にも止めず会議室の方へ歩く背中を見てドッと緊張が解ける。
…弟の前でこんな醜態を晒してしまった。
「っ…」
SJ「ヌナ大丈夫？やっぱり婚約破棄しよう？」
「…だ、大丈夫だよジョンファン、落ち着いて」
SJ「…チッ！なんなのあいつ！！俺の大切なヌナに向かって愚図だって！？頭が腐ってるのか！？どっちが愚図か分からせてやるあのハゲ！！！しね！！！！」
「おおお落ち着いて！！」
今にも殴りに行きそうなジョンファンを必死で止める。
仮にも世の中を支える財閥の御曹司がそんな言葉遣いしてはダメだ。殴ってもダメだ。
「大丈夫だよ。ヌナが仕事できないのは本当のことだからジフンさんは本当のことしか言ってない。だから気にしないで。ごめんね」
SJ「ヌナ違うんだよ、あいつは本当は……」
「ジョンファン、年上の人にあいつなんて言っちゃダメでしょ」
SJ「ちが、ほんとはあの人は……ヌナが……」
何か言いたそうだけど言えなくて、もどかしそうに口をパクパクするジョンファン。
SJ「ああああもどかしい！！もう嫌だ！やっぱり婚約破棄しよう！！」
「落ち着いてってば…」
ジョンファンは頭を抱えて叫んだ。
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どりぃ(プロフ) - りりちゃんさん» 可愛いだけじゃない闇ギュもいいですよね！今更ながら更新しましたので、お時間ある時に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (
レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - minachanloveさん» 大好きと言っていただけて本当に嬉しいです😭今更ながら更新しましたので、またお時間あるときに覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - メロンパンさん» 何回も何回も読み直していただけて本当に嬉しいです！今更ながら更新しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ジニさん» ありがとうございます！情けないジフンもたまにはいいですよね(*^^*) (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - mama_miruku_さん» そう言っていただけて本当に本当に嬉しいです🥲今更ながら更新再開しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2022年2月2日 10時
