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JH「皿ちょうだい、取るよ」
「い、いえ、ここは私が……！」
JH「だって腕痛いでしょ」
ジフンさんがすき焼きを取り分けてくれるから変わろうとするけど断られる。
もう腕のことは本当に気にしないで欲しいのに。
どこまでも優しい彼は素敵だけど、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
JH「はい」
「あ、ありがとうございます……ごめんなさい」
JH「なんで謝るの」
「も、申し訳なくて……」
家族でこういうところに来ても必ずと言っていいほど私が取り分けていたし、ジュンギュと来た時も私が取り分けていた。
だからされる側は慣れていなくてなんだかソワソワしてしまう。
JH「生卵食べれる？」
「はい。あ、私ジフンさんのも割りますね」
JH「……」
「？……あ、生卵無理でしたか……？」
何も考えず卵をわろうとするけど返事がなくて、ちゃんと食べれるか聞くべきだった……と後悔が押し寄せる。
私をじっと見つめる彼に「ジ、ジフンさん、」と呼びかけると「……嫌だ」と言われた。
ああ、やっぱり卵無理だったんだ……
「す、すみません私……ちゃんと確認すべきだったのに……」
JH「違う、卵じゃない」
「え……？」
JH「…………ジフンさんって呼び方が、嫌」
「へ」
JH「あと敬語も」
彼の顔がほんのり赤いのは、きっと照明のせいではない。
卵を持つ私の手をそっと触られ、「……お前は俺の婚約者でしょ」と言われた。
JH「……ジフンがいい」
「……ぇ、と、」
JH「そう呼んで」
「え、」
JH「……」
「……ぅ、……………ジ、フナ、」
そんな真っ直ぐに見つめられたら、もう無理だなんて言えなくて、戸惑いながらそういえば、彼は顔を真っ赤にさせた。
それから嬉しそうに少し笑って、「なに、A」と返事をされる。
A………
「……っ、！」
JH「顔赤すぎ」
「や、そ、その……」
JH「A？」
「やめ……」
名前を呼んで貰えるだけでこんなにも照れるなんて思っていなかった。
ああ……好き。本当に私彼が好きなんだ。
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どりぃ(プロフ) - りりちゃんさん» 可愛いだけじゃない闇ギュもいいですよね！今更ながら更新しましたので、お時間ある時に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (
レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - minachanloveさん» 大好きと言っていただけて本当に嬉しいです😭今更ながら更新しましたので、またお時間あるときに覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - メロンパンさん» 何回も何回も読み直していただけて本当に嬉しいです！今更ながら更新しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ジニさん» ありがとうございます！情けないジフンもたまにはいいですよね(*^^*) (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - mama_miruku_さん» そう言っていただけて本当に本当に嬉しいです🥲今更ながら更新再開しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2022年2月2日 10時
