33. ※グロ注意 ページ33
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DY「ヒョ、ヒョン……？父さんと出かけたんじゃ……」
JK「あー、やっぱりAも連れていこうと思ってさ」
DY「あ……」
貼り付けた笑顔でいつの間にか扉の前に立っているジュンギュヒョンと、その恐怖にガタガタ震えるドヨンイヒョンと、なんにも分からないヌナ。
そしてそれをただ見てることしか出来ない俺。
JK「Aも一緒に取引先の企業見学に来ない？」
「え、でも私今ドヨンとお話を……」
JK「いいのいいの！話なんていつでも出来るでしょ？」
「えーでも……」
ジュンギュヒョンに背中を押されて「先に車行ってて！」と部屋から出されるヌナ。
ヌナは戸惑いながら「ごめんね」と部屋を出ていった。
パタンと部屋が閉じて、ヒョンの低い声が部屋に響く。
JK「で？俺が、なに？」
DY「……ぁっ……、」
ヒュッと喉がなるドヨンイヒョン。
死んだ目をしたヒョンは、机の上の花瓶を床にたたき落として割れた花瓶の破片をひとつ拾う。
JK「俺、余計なことすんなって何回も言ってるよね？なに？お前らは殺されたいの？」
DY「ちが……ご、ごめ……ヒョン……っ、」
JK「は？何が違うんだよ、おい、言ってみろよ！！！」
DY「ひっ！ご、ごめっ、なさ……っ」
尻もちをついて泣きながら退くドヨンイヒョン。
その光景を鮮明に覚えている。
とても怖かった。
ジュンギュヒョンが、実の弟を殺してしまいそうで。俺の大切な人が目の前で殺されてしまいそうで。
DY「ごめんなさい……っ、も、もう言わないから、ぜったい……約束するから……っ！」
JK「そう思ってるなら最初からこんなことにはなってないんだよ。なぁ、賢いお前なら分かるだろ？俺がどれだけAを愛してるか」
DY「ヒョンやめて……やめてやめてお願い、嫌だっ、お願いします、やめてくださいっ……！ごめんなさい！なんでもするから！」
JK「は？……もう遅いんだよ」
ドヨンイヒョン目掛けて破片を持った手を思い切りふりかぶるヒョン。
鋭い破片はドヨンイヒョンの左手を赤く染めた。
DY「〜〜〜っぁああぁ、ッ……！」
JK「……ほら、右手も出せ」
DY「っぁ、ぁあ、うぅっ……！」
JK「チッ、はやく出せよ」
SJ「っや、やめてヒョン！もうこれ以上やめて……っ！」
体をガクガクさせて血を流すヒョンを守るために、涙でぐちゃぐちゃになった顔の俺は両手を広げた。
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どりぃ(プロフ) - りりちゃんさん» 可愛いだけじゃない闇ギュもいいですよね！今更ながら更新しましたので、お時間ある時に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (
レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - minachanloveさん» 大好きと言っていただけて本当に嬉しいです😭今更ながら更新しましたので、またお時間あるときに覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - メロンパンさん» 何回も何回も読み直していただけて本当に嬉しいです！今更ながら更新しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ジニさん» ありがとうございます！情けないジフンもたまにはいいですよね(*^^*) (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - mama_miruku_さん» そう言っていただけて本当に本当に嬉しいです🥲今更ながら更新再開しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2022年2月2日 10時
