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父さんが部屋に戻り俺たち3人になった途端、ヒョンの表情が変わる。
JK「A、やっとゆっくり再会を味わえるね」
「でも私またパク家に戻らないと。ジフンさんたちを待たせてるしそこまで時間はないよ？」
ヒョンは昔からヌナのことが好きで好きでたまらない。
どのくらい好きかと言うと、もうそれは度を超えた愛で、見ているこっちが辛くなるほどの重い愛だ。
JK「俺がやっと韓国に帰ってきたのに？」
「ごめんね。また仕事が休みの日に帰ってくるよ」
JK「それっていつになるの」
「まだ詳しい日時は分からないけど…」
腫れ物を扱うように頬や耳などに優しくキスをしていくジュンギュヒョンと、それを当然のように受けるヌナ。
こんな恋人のようなこと、普通の幼馴染はしない。
JK「俺が行かないでっても行くの」
「私はジフンさんの婚約者だし仕方ないもの」
ヌナはジュンギュヒョンに洗脳されている。
幼馴染なら恋人のようにキスをしても、体に触れてもいいと。
ヌナはそれが幼馴染として当たり前のことだと思っている。
だからヒョンにキスをされても体のどこを触られても何も動じない。それがヌナの中の幼馴染だから。
SJ「……」
もし誰かが一般的な幼馴染の定義をヌナに教えようものなら、多分ジュンギュヒョンに殺される。
俺は1度耐えられなくなって言おうとしたことがあるけど、それがバレた時は文字通り殺されかけた。
もう2度とそんなことしようとはしていない。
JK「ギリギリまで見送るよ」
「ありがとう」
JK「ジョンファンも行こ」
ヒョンはこの洗脳を使って今までヌナを愛してきたから、解いてはダメなのだ。
JK「じゃあねA、大好きだよ」
「わ」
JK「ふふ、1ヶ月ぶり」
ヌナを抱きしめて口にキスを落とすヒョン。
弟の前でこんなことをして2人とも少しも恥ずかしがらないのも、全部全部洗脳の影響。
「じゃあ2人ともまたね。次の休みは帰ってくるから」
JK「うん、じゃあね」
SJ「腕大事にね」
「ありがとう」
パタパタと車の方へかけていったヌナの背中を見ながら、隣に立つジュンギュヒョンがボソリと言う。
JK「パクジフンかぁ……」
SJ「？どうしたの」
ヌナがかけて行った方の車をジトリと睨みながら、ヒョンは低く掠れた声で言った。
JK「……ぁあ、どうやって潰そうかなぁ、」
SJ「っ、」
ヒョンの心は、とっくの昔に死んでいる。
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どりぃ(プロフ) - りりちゃんさん» 可愛いだけじゃない闇ギュもいいですよね！今更ながら更新しましたので、お時間ある時に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (
レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - minachanloveさん» 大好きと言っていただけて本当に嬉しいです😭今更ながら更新しましたので、またお時間あるときに覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - メロンパンさん» 何回も何回も読み直していただけて本当に嬉しいです！今更ながら更新しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ジニさん» ありがとうございます！情けないジフンもたまにはいいですよね(*^^*) (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - mama_miruku_さん» そう言っていただけて本当に本当に嬉しいです🥲今更ながら更新再開しましたので、またお時間ある際に覗いて見てください！ (2月20日 19時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2022年2月2日 10時
