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JW「顔あかい」
「うるさい！」
JW「ほんとかわいい」
「ひ……っぁ、」
ガブっと太ももを噛まれて痺れが走る。
体に力が入らなくて、ぐったりと机に身を任せる。
JW「気持ちいい？感じてる？」
「さいってい！これ以上近づかないで！」
JW「ねぇ、どうしたら俺の気持ち伝わるの？本気でAちゃんが好きなのに、なんで伝わらないの？」
「この行動に答えが詰まってるよ！」
例え本当にジョンウが私のことを好きだとして、いきなりこんなことしてくる男なんて、私は断固お断りだ。
私はもっと王子様みたいに優しくて笑顔が素敵な……
そう、まるでジョンファンみたいな人がいいの。
いきなり押し倒して身体中にキスしてくるやつなんか好きになるか！
「ほんと信じらんない！離れて！」
JW「気持ちよさそうな顔してるくせに」
「まじで無理！」
足をジタバタと動かすと「落ち着いて」と抱き起こされる。
背中に回る優しい手も、ジョンウの匂いも、もう嫌だ。
これ以上ジョンウを意識したくない。
JW「そこまで拒まれるとさすがに凹むな」
「拒まない方がおかしい」
JW「まぁ拒まれたら燃えるのが俺だけど」
「あんたほんとになんなの」
机から飛び降り、ああ言えばこう言うジョンウから距離をとる。
ジリジリと少しずつ、出口となる扉に近づいていく。
JW「また逃げるの？」
「何回でも逃げるから！」
JW「え、それって何回でも捕まえて好き放題していいってこと？」
「あんたバカの病気なんじゃないの？」
JW「酷い」
ドン、と背中と扉がくっつく。
ドアノブに手をかけたとき、「Aちゃん」とジョンウの綺麗な声が私の名前を呼んだ。
JW「俺は本気でAちゃんのことが好きだから。伝え方が下手くそかもしれないけど、この事実だけはAちゃんの心に届いて欲しい」
「……、」
JW「どんだけ逃げても絶対捕まえる。逃がさない」
「……っ、」
真剣な目と、声と、表情と。
どれも嘘なんてついていなくて、その気持ちに耐えられない私は部屋を勢いよく飛び出した。
……いや、無理。本当に無理。絶対に無理。
「(なんで私なの……)」
赤くなった顔も、異常に早い心臓の音も、もう隠しきれない。
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うちゅちゅちゅじぇひょくん - コメント失礼します！今まで見たtreasureの妄想の中で一位になるくらい面白いです笑キャラも最高だし、ところどころのツッコミ？とか主人公の性格も面白いし似てるというかとにかく最高です！応援してます！ (6月18日 16時) (
レス) @page45 id: 30883e7dee (このIDを非表示/違反報告)
にょっぱ(プロフ) - 大車輪に毎回吹き出しちゃいます。素敵な作品を掲載して頂いてありがとうございます！これからも応援しています♡ (6月11日 23時) (レス) @page26 id: 3902eee54d (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - じぇさん» 書き手再開しました。お待たせしました。また自分のペースでちまちま更新していきますm(_ _)m (2023年5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ?.さん» ありがとうございます。また自分のペースでちまちま更新していきますm(_ _)m (2023年5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - 千春さん» 大変お待たせしました。またちまちま更新していきますm(_ _)m (2023年5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2021年11月14日 10時
