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JW「で、もちろんお昼は俺と食べるでしょ?」

「え、嫌だよ。マシホと食べる」

JW「いいってそんな約束守らなくて」

「ちょっと!!?」




当然というように私の腕を引っ張ってどこかへ連れていくジョンウ。

こっちは食堂じゃない。

そしてすれ違う女の子がみんな私を見ている。




「ジョ、ジョンウちょっと待って!どこ行くの?」

JW「もうすぐ着くよ」

「いやっ、周りの目が……」

JW「あはは、俺たちはできてるって思わせればいいんだよ〜」

「嫌だわ!!!」




掴まれた腕は一向に離してくれず、そのまま音楽室らしき部屋に入れられた。

慣れたように奥にある音楽準備室まで進んでいく。

やっぱり大きなピアノと壁に飾られた肖像画たちは、どこの学校も共通らしい。




「な、なんで音楽室に……」

JW「お昼休みは誰も来ないから好きなんだよ、ここ。たまにピアノ弾きにきたりもするよ」

「え……ジョンウピアノ弾けるの?」

JW「うん。まあドヨン程ではないけど」




ジョンウが弾けるのも意外だったけど、どうやらキム家の弟くんは国際コンクールに出るほどピアノが上手いらしい。

…空気は読めないけど楽譜は読めるんだ。




「音楽準備室なんて前の学校で入ったこともないんだけど……」

JW「だろうねぇ」

「なんの用事があってこんなとこ……」




バタン。扉が閉まる。

嫌な予感がして、振り返ってジョンウを見ると、彼は少し口角を上げて「2人きりだね?」なんて笑った。




「……ま、まさかあんた2人になるためにこんなとこまで……」

JW「逆にそれ以外ないでしょ?」

「ぎゃー!変態!!誰かっ……」

JW「静かにして」




準備室なんて6畳ほどしかない狭い部屋に、王子様のレッテルが貼られた変態と2人きり。

前も同じような事があった。

体育前に貞操を奪われかけたあの時のことが、頭の中をフラッシュバックする。




JW「……なにしよっか♡」

「(……終わった……)」




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うちゅちゅちゅじぇひょくん - コメント失礼します!今まで見たtreasureの妄想の中で一位になるくらい面白いです笑キャラも最高だし、ところどころのツッコミ?とか主人公の性格も面白いし似てるというかとにかく最高です!応援してます! (6月18日 16時) (レス) @page45 id: 30883e7dee (このIDを非表示/違反報告)
にょっぱ(プロフ) - 大車輪に毎回吹き出しちゃいます。素敵な作品を掲載して頂いてありがとうございます!これからも応援しています♡ (6月11日 23時) (レス) @page26 id: 3902eee54d (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - じぇさん» 書き手再開しました。お待たせしました。また自分のペースでちまちま更新していきますm(_ _)m (2023年5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - ?.さん» ありがとうございます。また自分のペースでちまちま更新していきますm(_ _)m (2023年5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - 千春さん» 大変お待たせしました。またちまちま更新していきますm(_ _)m (2023年5月2日 16時) (レス) id: 3103c196aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どりぃ | 作成日時:2021年11月14日 10時

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