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138. ページ40

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PD「Growlチームは……ソジョンファンです」




最後のひとりが発表された。

ジョンファンが最後のひとつの席に上がり、ジェヒョクオッパ達がステージ裏に戻っていく。

泣いても泣いても枯れない涙が苦しい。




「……、」




Jで残っているのは私とハルトとマシホオッパだけ。

一緒にデビューすることを夢に見ていた仲間たちがみんなバラバラになってしまった。





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セミファイナルステージ全ての項目が終わった。

裏で待っていた脱落した人達と泣いて抱き合う。

ヨシノリオッパやケイタオッパとさんざん泣きまくったあと、私はジュンギュオッパを探した。




「……、」




人気のない廊下へと出ていくオッパの背中が見える。

しばらく間をあけてから彼の背中を追いかけた。




「……オッパ、」

JK「……おつかれ、」




廊下の突き当たりの隅っこのソファに座るオッパ。

「座っていいよ」と横をポンポンとされたから、1人分ほどスペースを空けて座った。

それからしばらく沈黙が続く。




JK「……」

「…オッパ、あの、話って、」

JK「…………Aが居残り練習してたあの日、さ、」

「……、」




焦れったい空気に私が痺れを切らして聞くと、彼は間をあけてゆっくり話し出す。

お互いに自分の靴をじっと見つめながら。




JK「……なんであの日、ハルトとキスしてたの?」

「……っえ……」




まさかそうくるとは思わなくて体が硬直した。

見られていたの?まさかあの時、オッパは練習室に戻ってきていたの?

冷や汗が流れてまともな思考ができなくなる。




JK「Aと仲直りができたと思っていたのは俺だけだったの?」

「なっ、ち、ちが…………」

JK「……、」




泣きそうな顔のオッパに言葉が詰まる。

事情を説明しようと思っても上手く言葉が出てこない上に、したくてした訳じゃないと否定すると、ハルトを否定するかのようで何も言えなかった。




JK「……もう俺になにも期待させないでよ、」




泣きそうな声で今にも涙がこぼれおちそうなオッパ。

いつまでも矛盾する自分の心が辛くて辛くてしんどかった。




「ごめん、なさい……」




だから私は涙を流して謝ることしか出来なかった。




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どりぃ(プロフ) - hbownさん» ありがとうございます!!4でもよろしくお願いします(^^) (2021年8月27日 7時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - るとぎゅしか勝たんさん» ドヨンくんの良さに気づいていただけて嬉しいです!!!私も描く度に好きが溢れます!ルトギュのこれからの展開を楽しみにしていて下さい>< (2021年8月27日 7時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
hbown(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2021年8月25日 22時) (レス) id: b8823fc17b (このIDを非表示/違反報告)
るとぎゅしか勝たん - 単刀直入に言いますと 、ドヨンくんにめッちゃ惹かれちゃいます 、段々優しくなッて好きが溢れちゃいますね 、( 笑、)ルトギュのバチバチ感?も最高だし 、何よりるとくンかッこよすぎて … 。更新頑張ッてとしか言えないですが 、頑張ッて下さい 、! (2021年8月8日 13時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - haruさん» ありがとうございます!本当ですか!嬉しいです><もうすぐ山場なので頑張ります! (2021年8月8日 11時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どりぃ | 作成日時:2021年2月9日 23時

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