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BG「さっそく振り付けを確認していこっか」
ビョンゴンオッパを中心に練習が始まった。
特別難しい振り付けでもないし、少し身振りを大きくすれば私も彼らと同じくらいの迫力で踊れると思う。
JK「……」
「……、」
が、何故か分からないけどさっきからジュンギュオッパからの視線を感じて練習に集中できないでいた。
前回のステージでは余裕がなくて、気まずさとかすっかり忘れてオッパと普通に話していたんだけど…もしかしてそれが原因？
気になるけど声を掛けようにも勇気が出なくて諦めた。
BG「A、そこでタンブリングをいれるのはどう？」
「え」
MH「……ヒョン正気？」
突然のビョンゴンオッパからの提案に動きが止まる。
特に私とマシホオッパとジュンギュオッパ。
前回の失態をオッパも見ていたはずなのに、どうしてタンブリングを提案してくるのか分からなかった。
BG「代表の言葉覚えてる？無理してやるくらいならやらない方がいいって」
「う、うん」
BG「じゃあ今回は無理してやるんじゃなくて完璧にやってやろうよ、代表を見返そうよ！」
キラキラしたビョンゴンオッパの表情に呆気に取られた。
だけど私は「でもまた酷評だったら……」と拒否する。
ファイナル進出が掛かった次のステージ。
それを失敗したら本当にデビュー出来なくなってしまうかもしれない。しかも今度は3人じゃない、6人もいるのだ。
「私にそんな自信ないよ……」
BG「自信なんてだんだんついていくものだよ。今すぐつくものじゃない」
「……でも、」
JK「Aやろうよ！タンブリング！」
「へ？」
JK「代表にリベンジしてギャフンと言わせてやりたくないの？俺は言わせてやりたい」
横からでてきたジュンギュオッパに手を掴まれ、「もう一度やろう！」と見つめられた。
恥ずかしくて思いっきり目をそらす。
そんなジュンギュオッパに押されたのか、ユンビンオッパまでもが「最高じゃん、やろうよ」と言ってきた。
DY「俺もいいと思うよ」
MH「……まあ、Aが大丈夫って言うなら」
過保護なマシホオッパまでもがOKを出し、私は断るに断れない状況になってしまい…
「……分かっ、た、やってみる」
BG「それでこそA！さすがは俺たちの妹だ！」
「わっ！？」
ビョンゴンオッパに抱きつかれ、ジュンギュオッパに握られていた手は離された。
無くなった温もりが少し寂しくて。
……なぜか恋しかった。
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どりぃ(プロフ) - もちもちさん» ありがとうございます(;_;)なるべく早く更新できるように頑張りますので……！！ (2020年11月15日 23時) (
レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - 麻白さん» ありがとうございます！本当にスローペースで申し訳ない限りです(;_;) (2020年11月15日 23時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - 更新待ってました（ ; ; ）（ ; ; ）面白すぎてめちゃめちゃ読み返してます、、、、、、これからも楽しみに待ってます（ ; ; ）！ (2020年11月15日 1時) (レス) id: dd067472ac (このIDを非表示/違反報告)
麻白(プロフ) - 初めまして、ハルトくん可愛すぎてダイスキです...(^ ^)作者様のペースで続き楽しみにしています！ (2020年10月21日 20時) (レス) id: bee702271d (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - よにこさん» わぁぁほんとに嬉しいですありがとうございます(;_;) 全然更新できなくて毎日ほんとに罪悪感が募りますがこれからも頑張るのでぜひ暖かく見守ってください(;_;) (2020年10月9日 23時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりぃ
| 作成日時：2020年4月28日 13時
