僕らのダイヤモンド２

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YD「どうしよう……特権使った方がいいのかな」

JK「難しいよねぇ……」




決め方は遊園地デートで仲を深めた後、なりたい相手の元に向かうという選ぶ側もドキドキする方法。

ユンビンヒョンは「俺は使ってもいい派」と言った。




YB「Aが来てくれると心強いなぁ」

JK「Aは俺が狙ってるからダメ〜」

YB「ていうと思ったから最初から諦めてるよ」




俺から優先してパートナーを決められる。

だから俺がAちゃんを取ったらジュンギュヒョンの狙いは無駄になるんだけど、ヒョンはそれを分かっているのだろうか。




JK「イェダム2人選ぶなら誰選ぶ？」

YD「まだ全然決まってないんだけど、ヨンギュとケイタヒョンが気になってるかなって感じ」

JK「じゃあAは安全ってことね」

YD「……、」




ほんとこのヒョンは感情を隠しきれないなぁ。好きが溢れてるよ。

無自覚なのか自覚ありなのか。まあ多分無自覚。

昔から天然で感情が顔に出やすいタイプ。




ST「イェダムは初めのパートナーを選んでください」




休憩が終わり、パートナー選びを目前として、一瞬Aちゃんにしようか迷った。

多分彼女は俺が距離を置いていることに気づいてる。

ヒョンやハルトからの気持ちには鈍感なくせに、そういうとこは敏感なんだから。

どんな顔するか気になった。




YD「…俺はヨンギュとします」




まあ選ばないけど。絶対話続かないし。




JK「俺はAとします」




予想通りジュンギュヒョンはAちゃん。

ユンビンヒョンはジョンファンを選び、俺たちは遊園地へ移動するために事務所を出た。




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