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MH『うん……そっか、分かった、今からそっち行く。待ってられる?それともヨシくん呼ぶ?……分かった、じゃあそのままそこにいてね』
長かったような短かったような電話が終わり、ヒョンに「ヌナなんて!?」と聞くと困ったように笑った。
MH「ちょっと俺センター戻るね」
JW「え、」
JU「ヌナなんかあったの!?」
MH「いやまあちょっと、」
口止めされてるのか言いづらそうに目線を逸らして、やっぱり困ったように笑った。
MH「2人はこのまま楽しんでて」
JU「嫌です、俺も一緒に行く!」
MH「せっかくお金払ってここまで来たんだよ?もっと楽しまないと」
JU「それヒョンもでしょ?お願い、ヌナに何かあったの分かってるから俺も行かせて」
大切で大事で尊敬するAヌナ。
いつもでも優しくてなんにでも熱心でとっても真面目、そんなヌナが突然居なくなること自体がまずおかしい。
気にしない気にしないと言い聞かせてここまで来たことを後悔しながら懇願した。
MH「ジョンウはここで待ってて」
だけどやっぱりダメだった。
ヌナが信頼できるのはいつだって日本人のみんなであって、俺ではなかった。
JW「ジョンウヒョン、今日はやめときましょう?」
JU「……、」
JW「ヌナもヌナできっと色々あるんですよ」
年下のジョンファンに慰められながら、「じゃあまた明日ね」と去っていったマシホヒョンの背中を見つめた。
JW「……1回休憩する?」
JU「……うん、」
気を使わせて本当に申し訳ないと思いながらも、ヌナとの距離が遠いことに俺は悲しんだ。
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どりぃ(プロフ) - もちもちさん» ありがとうございます(;_;)なるべく早く更新できるように頑張りますので……!! (2020年11月15日 23時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - 麻白さん» ありがとうございます!本当にスローペースで申し訳ない限りです(;_;) (2020年11月15日 23時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - 更新待ってました( ; ; )( ; ; )面白すぎてめちゃめちゃ読み返してます、、、、、、これからも楽しみに待ってます( ; ; )! (2020年11月15日 1時) (レス) id: dd067472ac (このIDを非表示/違反報告)
麻白(プロフ) - 初めまして、ハルトくん可愛すぎてダイスキです...(^ ^)作者様のペースで続き楽しみにしています! (2020年10月21日 20時) (レス) id: bee702271d (このIDを非表示/違反報告)
どりぃ(プロフ) - よにこさん» わぁぁほんとに嬉しいですありがとうございます(;_;) 全然更新できなくて毎日ほんとに罪悪感が募りますがこれからも頑張るのでぜひ暖かく見守ってください(;_;) (2020年10月9日 23時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どりぃ | 作成日時:2020年4月28日 13時