僕らのダイヤモンド２

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JH「お前Wark from Homeの歌詞の意味知ってる？」

「なんでいるんですか？」




先日1対1が終わり、久しぶりの練習がない休日。

いきなり私の部屋にやってきてずっと居座ってるこの男、パクジフンに私はイラついていた。

「オッパにそんなこと言うの〜？」という声をフル無視。

学校の宿題であるワークに集中しようとするが全てを無下にされる。




JH「知らないなら教えてあげる」

「いいですもう終わった曲だし」

JH「なんで。聞いて損はしないよ？」

「この場にジフンさんがいることが損です」




適当に返事をする私に全くめげた様子なく勝手にペラペラと話し始めた。

無視無視。ジフンさんの話に耳傾けちゃだめ。




JH「私と家でオシゴトしましょって意味なんだけど」

「へー」

JH「意味分かる？」

「へー」

JH「聞けよ」




ジフンさんに肩を掴まれ、聞けと怒られる。

ああ、本当にめんどくさい。

なんでこの人はこんなにめんどくさいんだ。私の事嫌いなくせに、なんでこんなだる絡みばっかり。




「はぁ……家事しようって意味じゃないんですか？」

JH「おっ。やっぱそう捉えるよね〜」

「うざいんでさっさと話してくれます」

JH「随分偉くなったなおい」




多分、ジフンさんは芸人を目指してるんだと思う。

鋭いツッコミを無視して「それがなんですか？」と聞くとニヤニヤとまたウザイ顔。

そろそろ殴ってもいいか。




JH「私とオシゴトって、つまり夫婦のそういうコトなんだよね」

「？え？」

JH「だから、夫婦のそういうコト」

「え？なに、そういうこと？どういうこと？」

JH「ええ分からない？やっぱバカだな〜」




よく分からず貶され、よく分からず笑われ、なんなんだこの人は。




JH「だからつまりね、」




ジフンさんは私の耳に顔を近づけ、私の知らない単語を教えた。

聞いたことの無い単語。

ニヤニヤとウザイ顔に、なんですかそれ？と聞くとえ？と聞き返された。




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