うさぎちゃん ページ9
「チャニョルさん、あつい……」
「ん……だめ？」
んー、なんかとろけそうないい匂い……
食べちゃいたいな……
いや、Aちゃんは狼だ。
Aちゃんみたいな狼なら、俺食べられてもいいわ……いやむしろ食べて！
……あ、でもこんな場面をメンバーに見られでもしたら……
明らかに俺Aにデレデレオーラ全開だもんな……
(スパン！)
うん。こーやってアタマ引っ叩かれて……
「……って痛っ!?あれ、ベク!?」
「お前何やってんだよ。」
見ると右手にスリッパを持って睨みつけてくるベク。
あ、それでひっぱたいたんだ俺の頭。そりゃ痛いわな！納得！
……じゃなくて。
「痛いだろ！酷いベッキョナ！」
「うるさい、いいから来い！」
「なんだよお〜」
ちぇっ、いいとこだったのに。
「あ、A？こいつ女の子なら誰でもこーなの。気にしないで？じゃーね！」
むっ。誰でもじゃねーもん。
ベッキョナに連れられて廊下に出た。
「……チャニョルお前、
……落ちたな。」
「……
あ、やっぱりばれてました？」
「バレバレだろ。あー、お前もだめかぁ。」
腰に手を当てうなだれるベク。
なんだよ、お前だってイチコロだったくせに！
「……てゆうかベッキョナ？」
「なに。」
「……あの子やばくない？」
「……知ってる。やばい。」
俺とベッキョナは確信した。
"早く仕留めないと、EXOが全滅してしまう！"
Aという狼の前では、俺たちなんてただのうさぎちゃんにすぎないんだ……
「ちょっとヒョンたち、どこ行ってたんですか？
もう練習始まりますよ？」
練習室に戻ると、セフナが話しかけてきた。
「……あ、もしかしてAたんの練習室とか？
なわけないですよね〜
よね〜？
よね？」
うっ……かわいいセフナ……
ごめんよ……
「いっ、行くかよそんなとこ！」
バッシャバシャ泳ぐ俺の目。
「フー！ヒヤヒヤさせないでくださいよぉ！
……あ、いや、別にAたんがどうとかじゃなくて……
あの部屋虫多いから！うん、チャチョリヒョンたちが虫に刺されてボッコボコの顔されたらこまるし……」
「……サンキューセフナ……」
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どろ(プロフ) - ともさん» こちらこそありがとうございます(^^) (2021年4月24日 0時) (
レス) id: bf08aa8866 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - セフナ…笑。ぶっ飛んでてとても面白いです！ありがとうございます！ (2021年4月15日 15時) (レス) id: 69d2a3416e (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！ (2014年12月24日 14時) (レス) id: 8b369abc82 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - 大好きな作品のひとつです。 更新楽しみに待ってます♪ (2014年9月22日 14時) (レス) id: bf065e3246 (このIDを非表示/違反報告)
exolove(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください。ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2014年7月29日 18時) (レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どろ | 作成日時：2014年3月9日 1時
