新たな刺客 ページ7
「Aと申します！私……踊らないので、一番小さな部屋をお借りすることになりました！今日からよろしくお願いします！」
そう言ってAはぺこりと頭を下げた。
「ギョンス、見て〜、伸びてる伸びてる」
レイの示す方向には、鼻の下3割増しのセフン。
「ププーッ！」
堪えきれずギョンスは吹き出してしまった。
「不公平じゃね？」
「ちぇっ、面白そーだと思ったのに―」
ぶつぶつ文句を言っているジョンインとタオ。
「……俺だったら一発だよ。」
「ん？ジョンイナ、何がイッパツなの？」
「……こっちの話。」
「あ、ジョンデ、Aちゃんが来てる間、セフンの監視よろしく。」
「えーっ。なんでおれがー？ベッキョナお前がやれよ。」
「だってあいつ、俺の言うこと聞かないモン！」
「はあー？チャニョラは？」
「んー、チャニョラでもいいけど……って、あれ？あいつどこいった？」
.
.
.
「ここが警備室。困ったことがあったら尋ねてみるといいかもね。俺は尋ねたことないけど。あはっ」
「……は、はあ……」
勝手に施設案内をしていた。
「ねえ、Aちゃんって、俺と同い年なんだよね、知ってた？」
「いえ、そうなんですか？知らなかったです！」
「うん、だから敬語やめよ？はい、今から敬語使ったら、個人情報晒してもらうから。」
「ええっ！？」
チャニョルのトリッキーな提案にたじろぐA。
「わかっ……た、敬語やめ……るね！むずかしいぜ、これ！」
新人過ぎてタメ口を忘れかけていたAにとってそれは難易度の高いものだった。
「ぷぷっ、変なの……あ、イタッ！Aちゃん、今足踏んだでしょ！？」
「キャッ！？ごめんなさい！大丈夫ですか！？」
「いええーい！敬語使ったー！はい、L●NEのIDげっとー」
こすい手を使うチャニョルであった……
.
.
.
「あいつ早えー。もう仕事してるわ。」
「え？仕事？」
何のことかわかっていないジョンデ。
「あーあ。Aちゃん可愛かったけどなあ。チャニョルなら瞬殺だな。ばいばいAちゃん……」
そう言ってベッキョンは遠くを眺めた……
.
.
.
「……ぐああ！骨折れたかも！」
「だ、大丈夫ですか……あ！」
「いっえーい！電話番号げっとん！」
着々と成果をあげているチャニョル……
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どろ(プロフ) - ともさん» こちらこそありがとうございます(^^) (2021年4月24日 0時) (
レス) id: bf08aa8866 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - セフナ…笑。ぶっ飛んでてとても面白いです！ありがとうございます！ (2021年4月15日 15時) (レス) id: 69d2a3416e (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！ (2014年12月24日 14時) (レス) id: 8b369abc82 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - 大好きな作品のひとつです。 更新楽しみに待ってます♪ (2014年9月22日 14時) (レス) id: bf065e3246 (このIDを非表示/違反報告)
exolove(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください。ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2014年7月29日 18時) (レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どろ | 作成日時：2014年3月9日 1時
