戦力外通告 ページ6
「おいベッキョナ、聞いた！？」
「ううん、聞いてない。」
「まだ何も言ってないだろ」
朝から賑やかなジュンミョンとベッキョン。
ベッキョンは先日Aの誘惑作戦に失敗し、ちょっぴりへこんでいる様子。
チャニョルの決死の笑わせ作戦も効かず、手のつけようがないほど。
「なんだよ、ヒョン……今俺ちょっとナーバスなんだよね、ほっといて。」
「いいから聞けよ、なんとあのAが……」
(バンッ！)
「ちょっとヒョンたち聞いてください！今マネヒョンが言ってたんですけど、あのAがうちの練習室使いに来るらしいんですよ！……あ、別に興味はないんですけどね！うん！全然興味ない！むしろお前かよ！帰れよってぐらいで……」
セフンがドアを勢いよく開けて入ってきた。
「……というわけだ、ベッキョン。」
ジュンミョンは言う手間が省けた。
「……要するに、今Aさんの所属事務所が改装工事中で、練習するところがないから、社長同士仲のいいSMにしばらく練習しにくるってこと？」
ミンソクがまとめた。
「そうそう！これって……」
「やっばくね！？いや、やばいでしょ確実に！」
またしてもチャニョルによって言う手間が省けたジュンミョン。
「何がやばいんですかあ〜？あ、もしかしてヒョンたちAたん狙い……？や、やめといたほうがいいですよ！やばい、なんかやばいらしいですから！なんかが！」
言いたいことはわかるが何を言っているかわからないセフンの様子に、(バレバレ……)(わかりやすっ)(かわいい。)(“たん”呼びキモッ)など、様々な感情のまなざしのヒョンたち。
「どうする、ベッキョナ……？」
不安そうにチャニョルが尋ねる。
「決まってんだろ、Aの練習室にセフナを絶対近づけさせない！」
セフンがトイレに行っている隙に、11人での作戦会議が開かれた。
「どうする！？わくわくしてきたーあっ！」
目をギラギラに輝かせるタオ。
「……あ、言い忘れてたけど、ジョンイナ、タオ、お前ら二人はこの作戦参加禁止な。」
ベッキョンが指差しながら言う。
「ええーーっ！？なんで！？」
ジョンインの寝ぼけまなこが全開になる。
「それはお前ら二人がセフナと同じぐらい大事な弟だからだよ。こういうめんどくさいことに巻き込みたくない。」
もっともなんだか理不尽なんだかわからないベッキョンの発言に、ぐぬぬ……としか言えない二人。
……そしてその日はきた。
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どろ(プロフ) - ともさん» こちらこそありがとうございます(^^) (2021年4月24日 0時) (
レス) id: bf08aa8866 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - セフナ…笑。ぶっ飛んでてとても面白いです！ありがとうございます！ (2021年4月15日 15時) (レス) id: 69d2a3416e (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！ (2014年12月24日 14時) (レス) id: 8b369abc82 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - 大好きな作品のひとつです。 更新楽しみに待ってます♪ (2014年9月22日 14時) (レス) id: bf065e3246 (このIDを非表示/違反報告)
exolove(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください。ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2014年7月29日 18時) (レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どろ | 作成日時：2014年3月9日 1時
