赤い君とアメンボ ページ5
「ベッキョン……さん、やっぱこれ、恥ずかしいです……」
そう言ってうつむいてしまった。
……ん？
……何この子？
こんなに可愛かったっけ？
気が付けば俺はAの頭を撫でていた。
あーあーかわいそう。
こんなに怯えて……
って俺のせいか。
……セフナ、マジごめんっ
頭の中でセフナに謝罪した後、俺の手はうつむくAの顔に伸び、そしてキスを……
……ってちょっと待てよ？
“キャッ、何するんですか！？(ばちこーん)ベッキョンさんなんてキライです！もうここには来ないでくださいっ！出入り禁止‼‼シッシッ！”
次のAの行動が、簡単に脳内再生できた。
……ダメ。それは困る。
また来たいもん‼‼
やめたやめた。
「にっ、似てたよAちゃん！超嬉しい！夢叶った！ありがとね！」
そう言ってAの手を取り勝手にぶんぶんと握手した。
「じゃあ、俺帰るね！」
「あ、はい……もうお話はいいんですか？」
「うん！十分気持ち楽になった！次からはお口の体操してからMCするね！ほんと満足したよ！」
……欲求は不満ですけどね。
「ねえまた……来てもいい？」
「あ、はい！もちろんです。」
そして俺はAの宿舎を後にした。
……大丈夫、まだきっと次がある……‼‼
これは失敗ではなく、未来へつなぐ架け橋だ、うんそうだ！
すべては可愛いセフンのため……
今日でわかったのは、
”セフナにAは危険すぎる！”
絶対に守ってやるからな！
「アメンボ赤いなあいうえお……」
俺はお口の体操をしながら夜の道を歩いた。
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どろ(プロフ) - ともさん» こちらこそありがとうございます(^^) (2021年4月24日 0時) (
レス) id: bf08aa8866 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - セフナ…笑。ぶっ飛んでてとても面白いです！ありがとうございます！ (2021年4月15日 15時) (レス) id: 69d2a3416e (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！ (2014年12月24日 14時) (レス) id: 8b369abc82 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - 大好きな作品のひとつです。 更新楽しみに待ってます♪ (2014年9月22日 14時) (レス) id: bf065e3246 (このIDを非表示/違反報告)
exolove(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください。ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2014年7月29日 18時) (レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どろ | 作成日時：2014年3月9日 1時
