パンダがキバをむくとき ページ12
さて……どんな方法でいくかな？
童顔だけどAちゃんだって一応はヌナだし……
……よし、ヌナキラースイッチヌナキラースイッチっと……
ぽち
発動ッ‼‼
TA「Aしゃあーん……ヌナって呼んでいい？」
「どうしたんですか、タオさん⁉
なんだかさっきまでと雰囲気が……」
TA「ふふん、そんなこと気にしないで……？」
「えっと、でも……」
TA「いいからいいから〜
……ボクさぁ、Aヌナみたいなかわいい人好きだよ？」
「えっ……」
戸惑いながら少し顔の赤くなるA。
おし。いいぞいいぞ……
TA「Aヌナは……タオのこと、好き？」
「へ……？」
TA「だーかーらぁ、タオのこと、すーき？」
どうだ！秘伝、頭かしげからの覗き込み＆上目遣い‼‼
「あ、あの……、私はタオさんのこと、そのようなふうには見てないというか……」
ちっ、だめか。
……わかってる。一筋縄ではいかないことは。
戸惑っているのか混乱しているのか、Aはなんだかとってもボクに警戒している。
ヌナキラースイッチはだめとすると……
ぽち。
発動ッ‼‼
≪肉食系ちょい悪後輩スイッチ≫‼‼
TA「ヌナ。」
「っ……はい？」
TA「クク……なんでそんなにびびってんの？
次はなに言ってくるんだろーって考えてる？
ボクのこと怖い？
……ひどいなあ。」
「いいえっ、そんなことは……！」
TA「うっそー、だって……」
Aの肩に腕をまわしぐっと引き寄せた。
TA「……こんなに震えてるじゃん。
かわいいなぁ、ヌナは。」
ぼそっと耳元でつぶやいた。
TA「あっためてあげよーか？」
……カンカンカーン！勝負あり！
勝者、SMエンタテイメント所属、ファン・ズータオせんしゅ……
「大丈夫ですよ。」
TA「えっ」
「私基礎体温高いんですよね。」
TA「え、いやそういう問題じゃ……」
「あれ？タオさんこそ、手ものすごく冷たくないですか？」
Aは肩にまわしたボクの手を触った。
TA「ああ……ちょっと冷え性で……」
「だめですよ！体の冷えは万病のもとです！
ちゃんとあったかくしてくださいね？」
TA「は……はい……」
そうだよな。体こわして仕事に差支えがあったらたいへんだ。
メンバーみんなにも迷惑をかけちゃうし。
よし！今日は帰ったらあったかいお茶でも飲んで体あっためて……
……って、
おい。
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どろ(プロフ) - ともさん» こちらこそありがとうございます(^^) (2021年4月24日 0時) (
レス) id: bf08aa8866 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - セフナ…笑。ぶっ飛んでてとても面白いです！ありがとうございます！ (2021年4月15日 15時) (レス) id: 69d2a3416e (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！ (2014年12月24日 14時) (レス) id: 8b369abc82 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - 大好きな作品のひとつです。 更新楽しみに待ってます♪ (2014年9月22日 14時) (レス) id: bf065e3246 (このIDを非表示/違反報告)
exolove(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください。ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2014年7月29日 18時) (レス) id: 3e8c6e3078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どろ | 作成日時：2014年3月9日 1時
