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「黒霧、そろそろ出るぞ」
「…はい。Aはどうなさいますか？」
「置いていく。外の世界に触れさせるなって言ってたからな…二つ目の個性が何かわからない限り下手には動かせない。どちらかがいない間は鎖にでも繋いでおけ。逃げ出さないとも限らないし、記憶がないとかもどうだかな。俺はこいつを信用したわけじゃない」
「…………。わかりました。Aこっちに来てください」
そう黒霧が声をかけると俺の隣から黒霧に向かって歩いていく。
黒霧がAに鎖をつけようとした瞬間、なんだかわからないモヤっとした感情に襲われた。
「おい。俺がやる」
気づいたらそう言っていた。
自分でもなぜそんなことを言ったかわからなかった意味がわからなかったが、自分が蒔いた種だ。
「A、黒霧から鎖を受け取ってこっちに来い」
『……くさり？』
鎖がわかんねぇのかよ、くそめんどくせぇな。
仕方ないから自ら黒霧の元へ行き鎖をぶん取る。
「これが鎖だ。これを…こうして…ほら、これで完成」
「わざわざ首につけなくても…」
「いーんだよこれで」
Aを見ると、首についた鎖に手を当てて何度かカチャカチャさせて『くるしい…』と呟いた。
苦しいは知ってんのかよ。
「はぁ、当たり前だ。わざときつくつけたんだからね。ほら、早く来い」
「どちらへ？」
「俺の部屋。とりあえずこいつ、くくり付けてくる」
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うさぎ - めっちゃ最高です!こういうのずっと探してました...!続き待ってます!! (2023年3月2日 23時) (
レス) @page41 id: 3ecc3fc024 (このIDを非表示/違反報告)
修羅 - めっちゃサイコーでした！クラスのみんなに教えたら、めちゃくちゃすげぇー！って言ってました！これからも頑張ってください！ (2022年10月21日 18時) (レス) @page41 id: aebff763ed (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - 凄く神作ですっ！雄英の人達とか世間も絡まして欲しいですな。こうしんまってます！ (2018年9月17日 3時) (レス) id: d2540f83d3 (このIDを非表示/違反報告)
のーてんき(プロフ) - 死柄木かっこええ〜!!!続き待ってます!(めっちゃ期待) (2018年9月7日 1時) (レス) id: 5a4de6dfa1 (このIDを非表示/違反報告)
姉系チート(プロフ) - 死柄木まじ、え？ちょ！…神作やん頑張って下さい！！！ (2018年6月11日 6時) (レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょむ | 作成日時：2018年4月2日 4時
