月島くんの日常

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お弁当を食べ終わってからAが喉が渇いたから買ってくるねと言ってきた。



月「まって一緒に行く」



そう答えるとAは意外そうな顔でこっちをみてきた。



月「………？なに？」




『ぁっ、いや…普段はいってらっしゃいで見送られるからてっきり1人で行くのかと』




月「…、僕も欲しいし」



『そか、大丈夫なの？』



多分バレー部の人に見られて面倒なことになるのが嫌だとゆう僕の思考回路を察しての心配だったんだと思う。



でも僕は少し浮かれていたのかもしれない。



水曜日はどうしたって気持ちが浮ついてしまう。



ぁあ…ここか。判断を間違えたのは。



月「別に、食堂とか中庭にいかなきゃ大丈夫でしょ」



『え、裏まで行くの？遠いじゃん』



月「ほら、文句ばっか言ってないで。置いてくよ？」



『あ！まってよ！蛍くん！！』



自販機でジュースを奢ってあげた時、



『ふふ、一緒にご飯食べて校内歩いてジュース奢ってもらってなんかデートみたいだね//』



っ………//////



可愛すぎ……。



月「…バカじゃないの？」



ポン、と頭を撫でると頬を赤らめながらうつむく。



心が満たされるのがわかる。



胸のあたりがほわーっと暖かくなる。



月「ほら、いつまでも顔赤くしてないで教室戻るよ」



『っ〜〜〜………///』



後ろから駆け寄る足音が聞こえたと思ったら…ーー




ギュっ………………




っ！！




月「ちょ、ちょっと！」



『もう！ばか！！……すきっ』




時々感情が高ぶるとどうしようもなく子供っぽくなるそんなとこも大好きなんだ。


にやける顔を見られないように呆れ顔を作る。



月「はいはい、わかったから。ほら早く行くよ」



『は〜い！』



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そうか。



確かに僕も軽率だった。



ふと昼休みのことを思い出しながら着替えをする。



田「月島くーん。結局のところどうなんですか？？」



事態は振り出しに戻る。





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