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遅くなり申し訳無いです
・
頭から垂れる雫が床にぽつんとひとつの印を作る
まだ酔いが回っているのか顔がほんのりと赤くなっている
『 ちゃんと拭かないと風邪ひきますよ 』
「 誰と電話してたん 」
『 後でお話しますから… 』
「 浮気？もしかして俺に、飽きた…？ 」
センラさんが、涙目になっている
今までにない光景にわたしも焦って戸惑ってしまう
『 センラさんがずぶ濡れになって、しかも酔って帰ってきて異変を感じたんですよ…そしたら志麻さんから電話がかかってきて、おふたりが喧嘩した！なんて言うからセンラさんからm 』
「 ごめんセンラ以外の名前今は言わんで 」
口が触れる
あがったばっかりだからか体温が暖かくて
押し倒されている現状では何もできなくて
ただ彼の寂しさを作っているのも埋めるのも私
『 センラさんが一番です、とりあえず落ち着きませんか…？ 』
「 もうどこにも行かん？俺だけ見てくれる？ 」
『 もちろんです、センラさんが愛してくれるその日まで永遠を誓いますよ 』
抱きしめられたまま体を起こして、彼の髪を乾かす
きっと私のことで喧嘩して活動のとこまでヒートアップしたんだろうな…
「 はい、こっち座って 」
『 …喧嘩の発端は何だったんですか 』
「 蓮と…結婚しても活動続けるかって、話し 」
…結婚、か…
ん、？…結婚…！！！！？？！
『 え、い、今、え、、け、結婚、って、 』
「 俺は蓮とこの先も一緒にいたいって思ってるよ 」
『 センラさん、…急に来すぎですよ！？！ 』
彼は真面目な顔をしてそう言っていたけど、
理解が追いつかない私はただ脳内で "結婚" の文字を繰り返す
「 志麻くんは結婚するならどっちも幸せにするなんで無理って、俺が大変って言って、でも俺はセンラを応援してくれるファンの子も…蓮も、幸せにしたい…俺のわがままやけど活動を辞める気は一切ない 」
『 きっと、きっと志麻さんはセンラさんのことを思って言ったんだと思ってます…それはセンラさんも感じたと思うんです。私もセンラさんにはずっとこの活動を続けてほしいです、その姿に惹かれた私も、ファンの皆さまもいるんですから笑 』
やっぱ相性抜群やなぁ…って彼が笑う
少し感情が落ち着いたのか先程より楽そうであった
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みさき - 続編でも更新頑張ってください！ (2021年12月5日 7時) (
レス) id: 22415e6d48 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - わー！続編待ってました！おめでとうございます！ (2021年11月12日 7時) (レス) id: 22415e6d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮。 | 作成日時：2021年11月11日 16時
