ホシくんのお姉さん

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■「ねえ、Aって彼氏いるんだっけ？」


『彼氏？いるよ〜』


□「えっ！？？？？嘘でしょ！いつから？どんな人？」


■「写真は！？」


『おいおい食いつきがすごいな えっとね〜5年前から付き合ってｔ』


■□「5年前？！？！？！？！」


□「ほんとに…？やばい…こんなに美人なのにずっと彼氏いないなんて
私たちが知らないところでよっぽど性格が悪いのか
何か重大な欠陥があるんじゃないかって勝手に心配してたのに…」


■「気付いたら猫飼ってるし20代後半に入ったしで
本気で焦らせなきゃと思って今日何人か紹介するつもりだったのに…」


『あっはっは！！！！！！二人ともそんなに心配してくれてたの？
すっかり言い忘れてたよ〜ごめん〜』


□「言い忘れてたって…も〜…で？？？どんな人？」


『2歳下』


■「いや情報量の少なさ もうちょいなんかあるでしょ
2歳下ってことはスニョン君の友達とか？」


『そうそうスニョンの友達 彼氏が猫好きなんだけど家がペット禁止だから
私が飼いはじめた この子めちゃくちゃに可愛いでしょ？
名前はあんころもち 略してあんこ 1歳の女の子 お気に入りの場所は私の足元』


□「なんで彼氏より猫のプロフィールの方が充実してんのよ！」


『あれ？口が勝手に動いてた 彼氏はね〜う〜んすっごい普通だけど面白いし優しいよ』


■「まあAと5年も付き合ってるんなら悪い人なワケないもんね
そこは大丈夫だろうけど…そろそろ結婚とか考えてないの？」


□「貴重な20代前半を捧げたんだからねぇ〜？考えてない事はないでしょ！」


『ん〜別に結婚は今はいいかねえ〜 向こうの仕事が忙しいみたいだし
今で充分幸せ 結婚しなくてもずっと一緒にいられる気がしてるしねえ』


□「え〜〜〜〜〜〜…Aがそれで良いなら良いんだけどさ…
結婚式出たかったな…ドレス着たAの写真撮りまくりたかった…」


■「そこなの？ま、今の時代結婚しなきゃいけないこともないし
二人が決める事だからね まあもし喧嘩したり彼氏の愚痴言いたくなったら
これからはいつでも私らに話してくれても良いんだからね？」


『うむ！！！！！ありがとう！！！！！！！！！』



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