＊サプライズ５ ページ36
A「あぁ、なんかドキドキして損しました」
諏訪「ドキドキしてたんだな」
A「可愛い師匠が見れたので良しとします。それじゃあ、私は違う席に行ってきますね」
やっぱり、お酒を呑んでいる人を相手にするのは疲れる
菊地原「モテモテだったね、風間さんから」
A「菊地原君、聞いてたの」
菊地原「まぁね」
歌川「風間さんはお酒に弱いから仕方ないよね」
「Aも座りなよ。成人組から逃げてきたんでしょ」
A「ありがとう」
菊地原「ねぇ、A」
A「どうしたの？」
菊地原「何か、料理作ってよ」
A「えっ、今？」
菊地原「歌川も食べたいでしょ」
歌川「あぁ」
菊地原「それじゃあキッチンで作ってきてよ」
A「影浦先輩に頼んでみる」
A「影浦先輩」
影浦「なんだよ」
A「キッチン貸してもらうことってできますか？」
影浦「別にいいぜ。何か作んのか？」
A「はい、風間隊の人から頼まれて」
影浦「わかった。俺らにも食わせろよ」
A「わかりました」
私は影浦先輩に許可を貰って、キッチンに向かう
A「なに作るか？」
正直何でもいい
菊地原君も歌川君も決定的に好きな物がないので、悩む
A「あっ！」
別にご飯ものじゃないくてもいいのか
私はデザートを作ることにした
デザート作り中にキッチンにお客さんがきた
A「駿君」
緑川「A先輩、なに作ってるの？」
A「デザート作ってるよ」
緑川「A先輩の料理楽しみ〜」
A「楽しみにしててね。来てもらった駿君には、ハイこれ、味見してくれない？」
緑川「わぁ〜い、いいの？ってかA先輩ってアイスまで作れるんですか？」
A「たまに作ってたから」
緑川「いただきます。んっ〜、美味しい」
A「ありがとう、それじゃあこれは皆に持っていこう！」
緑川「A先輩、俺も持っていく」
私は半分、駿君に預け、皆にアイスを配る
A「はい、どうぞ。手短に作ったので」
菊地原「へぇ〜、アイスまで作れるんだ」
「まぁいただきます」
A「どう？」
菊地原「美味しい。これ色からして抹茶？」
A「いや、ピーマンだよ」
菊地原「！」
A「良かった、菊地原君がピーマン食べられるようになって」
歌川「A、凄いな」
A「ハハハ」
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作者名：どらやきパン x他1人 | 作成日時：2022年2月12日 8時
