＊過去 ページ4
風間「お疲れ様、ほら、飲み物」
A「あ、ありがとうございます」
風間「Aはぶっちゃけ俺と太刀川、どっちがすぐに一本取れそうだ？」
A「えっ？どうしたんんですか、急に」
風間「いや、気になっただけ」
A「私の力じゃ、どっちも勝てませんよ」
風間「そこまでか。Aなら一本くらいなら取れるんじゃないか」
A「無理ですって」
風間「まぁ、俺はAが太刀川や俺から一本取れるまでしごくいてやるからな。覚悟してろよ」
A「怖すぎます。風間さん」
風間「ハハハ」
「てか、そろそろ時間じゃないか？」
A「あっ、はい。そうですね。今日は稽古つけて頂きありがとうございました！」
風間「おぉ、俺も急に話しかけて、急に稽古申し込んで悪かったな」
A「大丈夫です！」
「それでは行ってきます」
風間「A、会議室分かるのか？」
A「大丈夫ですよ。わかりますと思います、多分」
風間「本当か？」
A「あっ、はい」
風間「心配だ、俺も会議室までついていく」
A「風間さんに無理はさせられません！」
風間「これで迷子になったら、俺がAを拾いに行く未来が見える」
A「風間さん、未来見えるんですか？」
風間「未来は俺には見えないが予想ができる」
A「そんなにバカですか、私」
風間「あぁ、Aはバカだぞ」
A「そんなはっきり言わないで下さい」
風間「だから、誰かが見てないとどっか行きそうだからな」
A「風間さんは私のお母さんですか？」
風間「ボーダーでの保護者」
A「保護者？」
風間「何かといつも一緒にいるしな」
A「そうですね、言われてみれば」
風間「だから着いていく」
A「大丈夫だと思いますけど」
風間「それはどうか」
と言ってたのが、数分前
風間「ほら、言ったろ」
A「ご、ごめんない...」
風間「会議室はあそこだ」
A「ありがとうございます」
風間「それじゃあ、俺はここらへんで待ってるから終わったらこっちに来いよ」
A「了解しました！」
忍田「A隊員、こっちだ」
A「風間さん、行ってきます」
風間「解雇じゃなければいいな」
A「そんな事言わないで下さいよ」
私は風間さんに別れを告げ、いざ本部の会議室へ
解雇じゃ、ありませんように
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作者名：どらやきパン x他1人 | 作成日時：2022年2月12日 8時
