＊私の1000本ノック４ ページ30
風間「やっぱり疲れがあるな」
A「大丈夫です」
風間「無理は良くないぞ」
正直言って、もう疲れが半端ない。何人と戦ったのか、わからない
けどその疲れをふっ飛ばすほどの楽しさがある
こうやって風間さんに稽古をつけてもらっている
色んな人と対戦できている
それが私にとって嬉しい
A「風間さん、よろしくおねがいします」
風間「ガチであと、44本できるか？」
A「私はできますが、もしかして風間さんはできませんか？(煽り)」
風間「俺はAをそんな子に育てた覚えはないんだが」
「俺も久しぶりでガチで出来そうだな」
A「いつも私に稽古つけてくれた時はガチじゃなかったんですか？」
風間「いや、いつも倍ガチでするってことだよ」
A「風間さんのガチが見れるの楽しみにしてます」
風間「行くぞ」
44本目
Aダウン
A「やっぱり、一本取るのは難しい」
風間「Aもガチだったな」
A「風間さんとする時はガチですよ」
風間「まあ、いい試合ができた。ありがとな」
A「こちらこそ、ありがとうございました」
風間「外で沢山の隊員が待ってるぞ」
A「はい」
私は何時間ぶりに外に出た
ー私の1000本ノック成績ー
20回対戦で、14勝６敗
A「疲れた〜」
烏丸「お疲れ様」
A「久しぶりに京介に勝てたよ」
烏丸「次は負けないからな」
宇佐見「Aちゃん達、そろそろ行くよ」
A「あっ、はい」
私は後ろを向いて
A「今日はありがとうございました」
仮想訓練室で模擬戦をしてくれた皆さんに挨拶をして、仮想訓練室を出た
宇佐見「あっ、そういえば。用事思い出しちゃった」
「ねぇ、Aちゃんだけ待っててくれないかな」
A「なんで私だけ」
宇佐見「まぁ、まぁ。皆行くよ」
全員「は〜い」
何故か私だけ取り残されてしまった
宇佐見先輩の言われた通り、私はここで待つことにした
することがないので、ずっとスマホを見ていた
けど、これがあんな事になるなんて私は思ってもいなかった
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作者名：どらやきパン x他1人 | 作成日時：2022年2月12日 8時
