＊私の1000本ノック２ ページ28
仮想訓練室外
諏訪「やっぱりAは強えな」
堤「太刀川さんにあんなに粘らせるなんてそうそうに居ませんから」
諏訪「Aはもう少し自分の強さに満足してもいいと思うけどな」
堤「本人はまだまだ強くなりたいって思っている」
「だからまだ、風間さんや太刀川さんに弟子入りしてるんでしょ」
諏訪「スゲな」
堤「ほら、もう笹森の試合終わりましたよ」
諏訪「こっちは瞬殺だったな」
仮想訓練室中
笹森君の他には、香取隊の攻撃手の先輩、東隊の攻撃手の二人など
沢山の人達が参加してくれた
なんか嬉しいな
けど、正直ここからメチャクチャ辛かった
？「面白いことしてんじゃねかよ、A」
A「影浦先輩、どうも」
ボーダーで10000ポイント近くの攻撃手がわんさか集まっていた
影浦「遊ぼうぜ」
A「スコーピオン伸びすぎしょ」
影浦先輩との勝負が一番やりにくい。私の一番キライな系統だった
15本して、７−８
A「影浦先輩、ありがとうございました」
影浦「なんで俺は勝てねえんだよ。けど勝負してくれてありがとな」
A「あっ、はい」
次の対戦者は
？「Aは今何人目なんだ？」
A「10人くらいですかね。今負けたのは太刀川さんくらいですかね。村上先輩」
村上「そうなのか、カゲには勝ったんだな」
A「ギリギリでしたけど」
村上「俺とも楽しい勝負してくれよ」
A「ご期待に添えるよう頑張ります」
模擬戦開始
村上先輩は他の人とは少し違った弧月の使い方が面白い
村上先輩はサイドエフェクトなしでもメチャクチャ強い
15本して、11−4
A「流石です、村上先輩」
村上「太刀川さんや風間さんから教えてもらってることがしっかり身についているな」
A「なんで私は影浦先輩に勝ち越せて、村上先輩には勝ち越せないのか、わかりません」
村上「今の言葉後でカゲに言っておく」
A「やめて下さいよ、村上先輩」
村上「ハハハ、次もまた辛そうな相手だぞ」
A「？」
？「失礼する。Aが仮想訓練室で楽しい事をしていると、慶に聞いて来た」
A「えっ？村上先輩これは辛いどころの話じゃ」
村上「まぁ、頑張れ。Aが生きて帰ってくることを願っているぞ」
村上先輩はそう言って、仮想訓練室を出た
A「よ、よ、よろしくおねがいします。忍田本部長」
忍田「あぁ、よろしく」
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作者名：どらやきパン x他1人 | 作成日時：2022年2月12日 8時
