＊過去 ページ18
？「あれ？君が新入りかい。それなら、急いで方がいい」
A「あっ、はい」
私は上層部の会議室に向かった
A・？「失礼します」
城戸「A隊員、三朝隊員、こんな時間にすまない」
「A隊員、都市への遠征部隊加入おめでとう」
A「あ、ありがとうございます」
「しかし、城戸指令が母親と交渉してくれたと、風間さんから聞いていましたが」
城戸「その件はA隊員の親御さんの条件を私がのんだだけの話だ」
A「お母さんが....」
城戸「まず、この話はいいだろう」
「A隊員に紹介する、今、都市への遠征部隊が居ない間代理でリーダーをしている」
「三朝裕貴隊員だ。次期遠征部隊の隊長に任命されている」
三朝「どうも、三朝裕貴です。ポジションは攻撃手です」
A「はじめまして、池田Aです」
城戸「都市への遠征部隊がもう少しで帰ってくる。その時に全体に挨拶をするからそのつもりで」
A「はい」
城戸「一応これで顔合わせ終了だ。A隊員にはまだ話があるから残ってくれ」
「三朝隊員にはご苦労をかけてすまない」
三朝「俺はいつでもヒマなので、気にしないで下さい。城戸さん、それでは」
三朝先輩が会議室を出ていくと
城戸「A隊員には遠征部隊について細かい説明をしておきたいと思って」
A「あっ、はい」
忍田「説明は私がします」
「都市への遠征部隊、言葉の通り、都市に遠征に行ってもらうが」
「短くても5ヶ月、長い時だと一年はかかる大遠征になる」
「三門市に戻ってくるのは年数回しかないんだ」
A「学校とかはどうするんですか？」
忍田「それは、不登校という形になりボーダーの仕事を優先してもらう」
A「けどそれだと高校とかに進学できなくなるんじゃ」
忍田「そこはボーダーの特例で高校に上がることになっている。先代の先輩もそんな感じだった」
A「そうなんですね」
忍田「A隊員が最初に入ってもらう所は遠征部隊予備軍だ」
A「予備軍？」
忍田「あぁ、そこから選抜された４名が遠征に行ける仕組みだ」
A「なんとわかりやすい」
忍田「何か他に質問はあるか？」
A「とくには」
城戸「忍田くん、ありがとう」
「A隊員もご足労かけてすまなかった」
「外も暗い...」
？「俺が送っていきますよ。今から車出せるの俺しか居ないので」
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作者名：どらやきパン x他1人 | 作成日時：2022年2月12日 8時
