＊過去 ページ14
A「私、本当は.....」
風間「わかったから、一回落ち着け」
A「本当は.....泣」
風間「一回落ち着け！」
A「グッ....。ご、ご、ごめんなさい」
風間「Aが謝ることじゃない。俺が無理に聞いたからだ。ごめん」
「それにしても、凄い鼻水。ほらティッシュ」
A「ありがとうございます....。風間さん」
風間「話の続きしても大丈夫そうか？無理ならいいが」
A「あっ、はい。自分から泣いて、はい、終わりってことにはできませんから」
「お願いします」
風間「けど無理はするなよ」
A「また泣いたらごめんなさい」
風間「それは大丈夫だ。泣き止むまで俺がそばにいるからな」
私は泣きながら、自分の過去を話した
風間さんは何も言わずに、ずっと背中をポンポン叩くだけだった
＊烏丸先輩が最初じゃなかったんですね。最初に過去喋ったのは...
なんかこの勢い、風間さんと付き合うみたいになってますけど
烏丸先輩と付き合うので、ご安心下さいね！！By作者
A「・・・・・って感じです....泣」
風間「A、ずっと辛い思いしてきたんだな」
A「こうやってしっかり私の過去を人に話したのは、風間さんくらいですよ」
京介君には大まかなことしか喋っていなかったから
風間「俺もAの意見を尊重したい。Aがやりたいって言うなら、俺も応援するぞ」
A「ありがとうございます....。風間さんはやっぱり優しいですね」
風間「したいことを応援するのは普通だろ」
A「それが優しいって言うんですよ」
「なんか人に話してスッキリました。ありがとうございます！」
風間「それならよかった。それでこれからどうするんだ」
A「親に自分の気持ちちゃんと伝えようかなって思います」
風間「けどそれで大丈夫なのか」
A「私は親にそういうことされるのは慣れてるので」
風間「それじゃあ、前と同じじゃないのか」
A「けど、これは自分の問題なので」
風間「Aはもっと人に頼ってみればどうだ」
A「頼る？」
前に京介君から教えてもらったこと
風間「俺だってAの過去をもう知ったんだ。ほっとけるわけないだろう」
「俺も手を打ってみる。城戸さんとかに相談してみる」
A「そんな事までしなくても」
風間「A！」
風間さんの大きな声にビックリしてしまう
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作者名：どらやきパン x他1人 | 作成日時：2022年2月12日 8時
