＊過去 ページ1
A「ありがとうございました」
太刀川「今日でまた強くなったんじゃないか」
A「それだったらいいんですけど」
風間「いつも悪いな」
A「大丈夫ですよ」
太刀川「今はポイントいくらなんだ？」
A「今は２９９０です」
風間「上がりが早いな」
太刀川「これだと後数週間でＢ級上がれるな」
風間「そんな単純な計算で大丈夫なのか」
太刀川「大丈夫だろう。なんせ俺らが稽古つけてるからな」
風間「Aは、自分のペースでいいんだからな」
A「はい、二人のご鍛えに添えるよう精一杯頑張ります」
風間「けど、俺もAとフル装備で戦いたいな」
太刀川「サブトリガーに何を加えるか、俺はメチャクチャ楽しみにしてるぞ」
A「あの、私そういう事わからないので、先輩方、教えてくれませんか？」
太刀川「別にいいぞ」
風間「人のトリガーを決めるのは初めてだな」
A「先輩方が経験が豊富なので」
太刀川「それじゃあ、もっとＢ級に上がる理由が増えたな」
A「はい」
風間「太刀川、A、そろそろ解散の時間だぞ」
A「そうですね」
太刀川「またな。明日も稽古つけてやるからな」
A「よろしくおねがいします。それでは」
こんなに異性と喋ったのは、京介君以来かな
仲良くしていかないと！！
A「ただいま、戻りました」
家に帰っても誰も返事はない
第一次近界民侵攻の影響で、お母さんの会社は忙しいし
お父さんは自衛官の仕事がどんどん増えているらしい
両親の虐待を受けるよりはこっちの方が断然マシ
私は誰もいない部屋で冷蔵庫から野菜などを取り出して料理をする
親の料理も作ろうか、迷ったがやめておいた
前みたいに、毎日掃除をしたり、毎日料理を作ったりと
犬のような扱いは減った
けど、無くなったわけではない
風間さんや太刀川さん、京介君のおかげで小さい頃よりはマシになっている
今の私の願いは一つ
A「女の子の友達がほしい」
いつも虐められていた私は女子の友達とは無縁だった
周りをいつも見ていると、楽しい話をしている女子の集団が私はとても羨ましかった
けど、私は友達の作り方がわからない
京介君が友達になってくれた時は、京介君から話してかけてきてくれた
太刀川さんや風間さんだって
どうすればいいのか
誰か私に友達の作り方教えて下さい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：どらやきパン x他1人 | 作成日時：2022年2月12日 8時
