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39話 ページ15
「おんなじ顔だぁー！？」
夢の途中で、また跳ね起きてしまった。
なぜ夢はちゃんと終わってから目覚めてくれないのだろうか。
夢の内容がフラッシュバックしてから息が苦しくなり、深呼吸を繰り返す。
「相変わらず元気そうだな、君。」
隣から男性の声がした。
「だ、だれ...？」
カービィはその人を見るも、頭の中ははてなばかり。
「覚えてないか？そうか...もうそんなに前だからな。
オーサー卿、と言えばわかるかい？」
「オーサーきょー？
うーんと...えっと...
あ！星の戦士のリーダーのひと！」
「...まぁ、あながち間違いではないか...
随分と成長したな、カービィ殿。」
オーサー卿とは、ナイトメアと、それに率いるホーリーナイトメア社の魔獣たちと戦うために集った星の戦士、銀河戦士団の一員であり、リーダー格である。
銀河大戦後は戦死したと思われたが、ひそかに生き残った銀河戦士団のメンバーと共に、ナイトメア撃破のタイミングを密かに待ち続けていた。
「それより、ここで寝ていたら子どもたちにいたずらされるぞ？
おかげで私がずっと見ていることに...」
「ここって、惑星ウォーリアだったりする？」
カービィは突然、オーサー卿に質問した。
なぜ突然？
「...どこでそれを？」
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作者名：おすし | 作成日時：2022年10月9日 21時
