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謀反の兆し ページ45

「別にいいじゃないですか。楽しければ。かって嬉しい負けて悔しい。それが平等の何が悪いんです?
そもそも、誰しもが勝利を求めている訳でもないのに。誰しもが平等を求めている訳でもないのに、こんなルールを作ったフィフスもフィフスですよね。
だけれど、君達も結局は同じさ。誰がこの状況を打破してくれと頼んだ?さて、例を挙げようか。首相さんが発言失敗してかなり責められて、その所為でやめてったとする。それまですごく支持の高かった人なのに。たった一言で人は変わる。人の勝ちが変わる。その人はこうゆう人だと言うのが変わる。
フィフスセクターもほぼ同じ。いつか、勝手に消えて行く。諸行無常、盛者必衰、おごれる人も久しからず、昔の人は今のよに役立つことをいくつも言葉に残している。これもその一つ。だから、待っていればいいのに、なんで実力行使に移すのか僕にはまったく理解できない。
コイツ気に入らないから虐めちゃおう。そうなった場合はそう言った人に心が集まる。でも、結局は非だとわかってからお前の所為だお前の所為だと攻められる。逆に、それで虐められた人がやり返せば、それはそれで非になる。盛者必衰とはよく言ったものです。
サッカーは平等がいいからルールを決めちゃおう。そんなフィフスに勝利を求めて人は集まる。でも、それはおかしいと誰かが声を上げれば…そう、例えば、君達のように水面下でやらずとも、誰かが行動してくれれば…いまはとどかなくても、いつか誰かの耳に届いてその人の心を揺らがせる。僕はそう思っています。だから」

間をあけてから言い放った彼の顔には、

「僕達、インセインに行動するためのきっかけをください。もちろん、そちらの勝利を約束します」

策士、獄月零夜としての笑顔が浮かんでいた。








地下に移動し、レジスタンス本部とは別室へ案内しようとしたらまっすぐへレジスタンス本部へ行ってしまう。

そこにいたヒロト達とは顔見知りなのか、笑顔で話しかける。

そして、緑川が用意した椅子に座り、なんでこんなことを?と、純粋な笑顔で聞いてきた。

鬼道「フィフスは間違っていると思っているからだ」

「どうして?それが正しいと思っている人もいるのに」

響木「じゃあ、お前はどう思っているんだ?」

「…そうですね、」

そして、冒頭に戻る。

ようやく最後だぜ。by秋夜 新雲学園……荒くれ学園って間違えそうby戸田→←大人の事情 in帝国学園地下



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作者名:晴@豹夜竜木 | 作成日時:2013年8月16日 14時

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