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さーさん?美少女だと思うけど。by飛騨 沙成?…怖い人だと思うけどby倉華 ページ41

部室に入ると、皆一様に警戒心むき出しの目線を送ってきた。

その中にはもちろん、と言えばいいのか…恋崎もいた。

沙成「恋崎?なんでそんなに用事とやらはすんだんだ?」

恋崎「お前らのことを報告することだったからな。あったりまえだ」

ボソリ、とひーだが「のクラッカー」と付け加えたのは無視しておこう。うん。罪は無いはず。

茶髪「恋崎から話は聞いた。君達、シードだろう?」

恋崎から…?

茶髪「なんでも、仕事のことで誰かと連絡を取っていたそうじゃないか。サボッて」

倉華「ゲッ、あんとき起きてたのかよ…」

白髪「そう言う反応ッつーことは、本当にシードなんだな!」

うわぁ…無償に腹立ってきたこの一年坊主に。

飛騨「さーさん、抑えて抑えて」

沙成「聖帝から話は聞いていないの?」

茶髪「聖帝が…?お前達は、別の幹部からの回し者じゃないのか?」

ああ、そういえば…

聖帝の聖堂山でのやり方に反する幹部が送り込んだりしてたらしいな。Aが言ってた気がする。

その時、Aから話に聞いていたデザーム、もとい砂木沼治が入ってきた。

砂木沼「…黒裂、コイツら、またか?」

黒裂「ええ、おそらく」

茶髪は黒裂か…あ、Aに貰ったデータ見直すの忘れてた。

倉華「…オサームだ!」

砂木沼「は?」

飛騨「あーっ!ホントだ、零夜の言ってたデ…じゃなくて砂木沼さんだ!」

砂木沼「なッ…貴様ら、それを何処で!」

赤髪「どうかしたんですか?」

よし…とどめといくか。

沙成「零夜、よろしく」

と、ホログラムを展開する。

『んぁ?おっ、エイリア学園ファーストランクチームイプシロンのキャプテンでデザームの砂木沼治さんじゃん』

砂木沼「貴様ァァッ!それをどこでッ!」

『へへっ、どこだろうな。ちなみに俺様は獄月零夜。名前くらい聞いたことあんだろ?』

砂木沼さんの表情が警戒から驚きに変わった。

砂木沼「なに?お前が聖帝がよく話す…」

『そ。最年少で最強のフィフス幹部の獄月零夜は俺様のことだ!』

沙成「零夜。盛りすぎ」

倉華「ま、確かに事実だが…」

倉華の言うことも一理ある。が、盛りすぎだと思う。

『ま、そーゆーことだから。よし、お前等今日ランニングで帰ってこい』

「「「了解!」」」






黒裂「…通信端末忘れてった」

『あ、アイツらは外周多めにしてやって。本当は陸上部の奴らだからさ』

恋崎「走るの好きなタイプか…きつくても好きなもんだし、いいよなぁ」

帝国に張り巡らされた糸→←ま、さ、か、の、40話目。本編いけるのかなこれby秋夜 …(どうしようまじで心配になってきた)by2−8と秋竜



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作者名:晴@豹夜竜木 | 作成日時:2013年8月16日 14時

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