「つーわけで」「「「何がだよ！」」」【イナゴ】 (ページ27)

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喧嘩を止めるのって面倒なんだよなby零夜　ちょ、止めてくださいよ！by海図ページ27

俺はアフロディに貰った黒いボールを取りに行く。無論エイリアボールだ

「おい海図、もうちょいこっち来い、置いてくぞ」

磯崎「お、おい、それなんだよ」

「あ？」

と、いうことなので落としてみた

ズシッ、と重い音が聞こえ、部員達は顔を青くした

海図「そ、それ…何キロあるんですか？」

「しらねー。一撃で学校壊せるぐらいかな」

海図の近くまでボールを蹴っていき、そこでポン、とボールを蹴り上げる

俺に取っちゃ軽いけど、コイツらに取っては、なぁ…

紫色の煙が立ちこめ、それに数人は気づいたようだった

「チッ、ホントこれ使いにくい…あとでアフロディボコっとかねーと」

気づけば、海王学園前

少し砂煙が上がっているのは、仁木君達が暴れている所為だろう

海図は自分の身に起こったことを理解しきれず、慌てふためいている

それを放っておき、グラウンドへ急いだ

生意気なんだよ！うるさい、それがどうしたってんだ！やめろ皆！そうだ！野郎共、いい加減にしろ！

そんな叫び声が聞こえてくる

さて、さっさと終わらせるかな

「おい浪川。これを一瞬で終わらせるにはどうするといいと思う」

浪川「え…ご、獄月！？」

田原「あ、零夜、ようやくきたのですね？」

「…とりあえず、原因は？」

浪川「先輩達の不満が爆発して、仁木達にボールを当てだしたんだ。それに反撃し…というところか」

「ふぅ…まったく、面倒だね」

そこらへんに転がっていたボールを蹴る

「天空…落しィ！」

ドォン…という音と、人の動く気配がなくなったのと

砂煙がはれると、無傷の仁木君達と、傷が少しある二、三年生(シード以外)

「仁木君？今日の晩ご飯、抜きにしてあげようか？」

仁木「ええ！？何その脅し！ホント止めてよ！」

「富輝君は…晩ご飯抜きで、これからハゲネズミね」

富輝「ハゲじゃない！」

「うるせぇハゲネズミ。西ノ宮君…は、受け身を取っていただけの様なので無し」

西ノ宮「別に。傷つける理由もないし」

「川上君は、そうだね…三日間女装してもらおうかな」

川上「この上なくいやだぁぁぁぁ！」

「あ、無論メイド服で」

川上「ヤダヤダヤダヤダヤダァァァ！」

「うるさ…っと、あと貴方方は退学ということで、理事長に話しておきます。海図、理事長室に案内して」

海図「は、はい！」

＿「おい待てよ！なんで俺たちが」

＿「そうだ！なんだよお前！」

「俺…？俺は、フィフスセクターの幹部兼シード、獄月零夜」