羞恥心とのラブストーリー（上地雄輔）１〜高校生編〜

はっぴーえんどまで・・・・ ページ45

かおり「A。ハイ。退院祝い。」

A「え・・・」

かおり「あんたがまえ一番好きだって言ってた花だよ。」

A「コスモス・・・・」

かおり「コスモスは秋だから探すの大変だったんだからね」

A「だから難しいって言ってたのか・・・・」

かおり「ユースケからもプレゼントあるんだよね♪」

ユースケ「本当ならここであるって言いたいんだけど、ない・・ごめん」

かおり「あるでしょ？遊助のひまわり」

A「いいねぇ！いいねぇ！聞きたい！」

ユースケ「俺、歌下手だけど・・・いい？」

A「全然いいよ！歌って！」

そして・・・・

「青い空と雲 太陽捕まえんぞ 君がいるから 俺は笑う 悲しいお別れも 最高の出会いも ここに生まれた奇跡 LaLaありがとう♪」

Aは涙した。

ユースケ「A！絶対笑えよ！」

A「うん。」

Aは微笑みながらうなずいた。

A「実は・・・ウチからもプレゼントがあるんだけど・・・」

ユースケ「え？おまえはいいのに。」

A「遅いクリスマスプレゼントだと思って。これ・・・入院中に編んだの・・マフラー・・・下手だけど、できたら受け取って。」

ユースケ「おマジで！ありがとう！ちょうどマフラーなかったから良かったよ。ありがとう。」

つる兄「さぁ〜こんな感動に包まれてる中、私から発表があります」

みんな「なんだ？」

つる兄「Aさん！」

A「はい。」

つる兄「今度の月曜日の放課後、ちょっと教室に残ってもらえませんか？良かったらユースケも来るかい？」

ユースケ「俺は行っていいのかょ。かおりとノックは？」

A「まぁそこは気にせず、よろしくお願いしま〜す！」

そして月曜日の放課後・・・

つる兄「さぁ行こうか！」

ユースケ「どこにだよ。」

つる兄「え？音楽室。」

ユースケ「なんでだよ。」

つる兄「まぁいいからいいから♪」

A「何すんの？」

つる兄「まぁむこういってからのお楽しみ♪」

そして音楽室に到着・・・

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