Foll in love に気づく ページ29
そのときだった。
「ユースケ!ユースケ!」
ユースケ「・・・・・。」
「ユースケ!ユ・ウ・ス・ケ!」
ユースケ「は!」
そこには、Aとかおりの姿があった。
ノック「ぁA!かおり!来てくれたんだ!」
Aとかおりはにっこりとうなづいた。
A「絶対!お願いだから!本気で!打って!」
ユースケはバットを見つめながら小さくうなずいた。もう、がちがちも緊張も吹っ飛び、元気が一気にわいてきた。
ユースケ「(いいよ!やってやろうじゃん!)」
ユースケは心の中で叫んだ。
Aは自分の手と手を強く絡め合わせて、強く願った。
A「(絶対。勝って・・・。打って・・・」
そして、ユースケは驚いた。振った瞬間にバットがいつも以上に軽くなったのを感じた。軽くなったバットは
「カッキーーーーーーーーン!」
ボールを空に浸して鳥のように遠くなで飛んでいった。やがて見えなくなっていった。軽くなったバットは、Aが魔法をかけたようだった。
みんな「・・・打った・・・!ヤッターーーーー!ユースケ!」
ユースケはAを見つめた。
ユースケ「やったぞ!打ったぞ!」
Aはにこっと笑った。
A「おめでとう!ありがとう!あ!早く回ってこないと!」
ユースケ「ぁヤッベー!回ってねーし!ぁちょっくら行ってくるわ!」
みんな「早く行ってこーイ♪」
監督「小池、おまえやるなぁ。あいつのパワーの源はおまえだったか。いい薬がやってきた!」
A「そんなんじゃないですよ。試合見に来るって言ったから来たんです。あと、絶対に勝つって約束したんです。」
監督「ある意味プレッシャーを与えたんだな。」
みんな「お帰りユースケ!」
そのあと、ユースケとチームメイト、監督のざわついた話の中で、Aはなぜか緊張していた。
A「(なんか、今までこんなにうれしいって思ったことないかも。タダノ野球のチームが勝っただけなのに・・しかも練習試合で・・・甲子園とかなら分かるけど・・・やっぱり・・・・・)」
かおり「A!どーしたの?ボーッとしちゃって。うれしくないの?あんなに応援してたのに。」
ユースケは、ざわついた中で、周りの声が聞こえなくなっていた。緊張して、ボーッとしているAを見て、小さくうつむいた。
15人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チョモラソマソ(プロフ) - むむむむむむむむっむ・・・・・マイきーしねwwww (2011年2月17日 21時) (レス) id: ebbf71e1a9 (このIDを非表示/違反報告)
チョモラソマソ(プロフ) - うわああああああああああ彼氏持ちとか自慢――――――――(;一_一)村田のぶんざいで!! (2011年2月16日 21時) (レス) id: ebbf71e1a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チョモラソマソ