其ノ参 奇妙な出会い ページ3
ーPM7時、校門前ー
10人もの人数が集まった。
薙「やっほ〜!えーっと、一応最初に自己紹介から?俺は知っての通り薙朔真な!」
太田「俺は太田拓也」
坂井「坂井豊です」
愛華「あ、えと、斉藤愛華です。よろしくお願いします」
啓太「田中啓太でーっす!よろ」
海斗「鈴木海斗」
璃々「近藤璃々だよう!よろしく☆」
璃々もちゃんと誘ってます
千夏「野村千夏!よろしくね」
那泉「く、工藤那泉です……」
麗華「茂木麗華ですわ。こんな愚民共のお遊びに付き合ってる私に感謝しなさい」
す、凄い子出てきた
薙「ありがとね!茂木ちゃん。じゃ、皆行こうか」
薙君案内の元、竜ヶ崎学園があって、私達が住んでいる神牙町(かんがちょう)、町内にある大きな屋敷の廃墟にやって来ました
凄く嫌な空気が漂ってる
麗華「ここ、私の家の所有物でしたの。でも心霊現象が多過ぎて誰も住まなくなってしまいましたわ」
愛華「し、所有物!?」
啓太「金持ち!?」
麗華「それほどでもありませんわ。おじい様が茂木財閥社長。パパは跡取り、ママは有名女優なだけですわ」
薙「すごいよねw」
ん?
窓から誰か見てる……
ってやば!目合っちゃった……
海斗「愛華?」
愛華「ん?」
海斗「……いや」
薙「入ろ入ろー!」
私達4人は戸惑いながらもみんなの後を追う
璃々「嫌な空気……」
海斗「それで、昼時にお前らが言ってた秘密道具って、何なんだ」
薙「よくぞ聞いてくれたイケメン海斗くん!」
海斗「その呼び方やめろ」
薙「そんなに怒らないで」
太田「秘密道具ってのは、これ!」
太田君と坂井君は御守りを差し出す
千夏「御守り?」
坂井「そう。この御守り、僕達の髪の毛が入ってるんだ」
啓太「髪の毛?なんか効果あんのか?」
薙「詳しくは知らねぇが、守ってくれるんだってよ」
く、詳しく知らないんだ……
大丈夫かな……
坂井「とりあえず、行かない?」
太田「だな」
進み始める
辺りには怪しい雰囲気が漂っている
薙「なんもなくねー?」
麗華「聞きなさい愚民共。ここの奥に大部屋がありますわ」
千夏「流石麗華様。お調べになってきたのですね」
麗華「黙りなさい。迷っては困るからと思っただけですわ」
坂井「大部屋、行ってみようよ」
皆が小走りで大部屋に向かう
大部屋の扉を薙君が開けると、皆が倒れた
愛華「薙くん!?」
私達が皆に近付くと……
大部屋の中にドロドロとした黒い大きい何かがいる
愛華「なに……?これ……」
マダイキノコリガイタカ……クロウテヤル……
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作者名:ムーンナイト-moonnight- | 作成日時:2018年1月21日 0時