No.55 ページ9
「さ、勝負が終わったんなら、ちゃっちゃと動物狩りに行って帰るよ。」
「ああ、また明日な、サボ。」
「おう。」
「またね、サボ。」
「……おう。」
なんだ今の間は……
あれか、明日私来ないからつまんないのか。
「また明後日来るからさ、そんな暗くならないでよ。」
「そ、そんな暗くなってねぇし！ほら、またな！A、エース！！」
慌てるサボに手を振って、ダダンさんの家に向かった。
「……熊か。」
「……熊だね。」
私達は、小声のこの会話だけで、標的を熊に定めた。
熊を狩るときに気をつけなきゃいけないのは、メアじゃないかどうか確認すること。
メアには家族がいないらしく、友達もバトと私しかいないらしい。
今回は、メアの気配じゃないからOKだね。
あれ？でもこの気配どっかで……
「行くぞ。」
「あ、うん。」
エースのかけ声で、熊の前に出る。
『あ？なんだ、チビか。って、お、おおおお前は！？』
「あら？いつぞやの熊さんじゃないですか。」
そこにいたのは、メアをいじめてた熊だった。
あいつの気配だったか……
ちょうど良い。
「ん？なんだ、知り合いか？」
「いや、敵だよ。それも大っ嫌いな、ね。」
私の友達に手を出した罪は、重いからね……
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はにぃとーすと(プロフ) - やぁ、やぁ！アクマノミちゃん。あなたの娘だよ(これでピンとこなかったら泣きます。)白組応援団長の娘さんですw読んだよー！面白かった。(ｷﾘﾘ)お気に入り登録したよw更新がんばれ (2017年5月14日 13時) (
レス) id: bc7c2b3df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクマノミ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月5日 9時
