No.80 ページ34
真夜中の森を走り抜けていく。
『獲物見っけ！』
「ッ！邪魔！！」
横から飛び込んできた猛獣の頭を蹴り上げて、気絶させる。
「はぁ……はぁ……」
そんな事を何度も繰り返すから、息が切れる。
だけど、走る足は決して止めない。
一刻も早くフーシャ村に行って、シャンクスに会わなきゃ。
エースと、サボの身体がかかってるからね。
絶対に助けてみせる。
もう二度と、大切な人を失わせはしない……！
「うっ！！」
足が疲れてきたのか、木の根っこにつまづいた。
派手にすっ転ぶ。
それでも、足は止めない。
エースとサボの事を考えると、自然と元気になったから。
・
フーシャ村に着いた時には、もう身体はボロボロだった。
服は破れ、身体のあちこちから血が出ている。
そのうえ、足がもう疲れ切っていて、歩くのさえ震えている。
さすがにこれはヤバイから、一応マキノさんのとこに行こう。
そう思い、重たい身体を引きずって、マキノさんの店へ向かう。
……しばらく歩けば、もう店は目の前に。
ギギィ、と扉を開けると、マキノさんの姿が視界に入った。
「あっ、もう店は閉まって……って、Aちゃん！？」
「……マキノさん……ッ！」
その瞬間、私の視界は真っ暗になった。
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はにぃとーすと(プロフ) - やぁ、やぁ！アクマノミちゃん。あなたの娘だよ(これでピンとこなかったら泣きます。)白組応援団長の娘さんですw読んだよー！面白かった。(ｷﾘﾘ)お気に入り登録したよw更新がんばれ (2017年5月14日 13時) (
レス) id: bc7c2b3df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクマノミ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月5日 9時
