No.63 ページ17
バーか、懐かしいな。
よくお母様について行ったっけ。
なんて、昔のことを考えていると、オレンジジュースを出された。
「初めまして。お名前は？」
「Aです。ありがとうございます。えっと……」
「マキノよ。」
「マキノさん。」
私がそう言うと、マキノさんはふわっと笑った。
綺麗……！すごい美人！！
「この村は初めて？」
「あ、はい。買い物に来たんですけど、どの店もやってなくて。
歩いてるうちに迷子になっちゃって、それで、偶然この店に来たんです。」
「えへへ」と笑うと、マキノさんは「そうなの」と言った。
「みんな今頃、港にいるわ。」
港に？
……あー、本当だ。でも、なんで？
「ここの村は、ある海賊の拠点になっててね。その海賊が、今日帰ってくるの。」
「ふーん、そうなんですか。」
海賊ね……
「ふふふっ」
急にマキノさんが笑い出した。
私が不思議に思っていると、マキノさんが話し始めた。
「ごめんなさい。海賊にビビらないなんて面白い子だな、と思って。」
「だって、みんな歓迎しに行ってるんでしょう？
この村の空気は明るいですからね。」
「ええ、そうよ。Aちゃんはすごいわね。」
「いやぁ、そんなことないですよ。」
それから、マキノさんといろんな話をした。
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はにぃとーすと(プロフ) - やぁ、やぁ！アクマノミちゃん。あなたの娘だよ(これでピンとこなかったら泣きます。)白組応援団長の娘さんですw読んだよー！面白かった。(ｷﾘﾘ)お気に入り登録したよw更新がんばれ (2017年5月14日 13時) (
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作者名：アクマノミ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月5日 9時
