ひゃくご。 ページ9
コネシマは2人を一瞥すると、どっちかが立ち上がれんってなるまでいらん邪魔はせんといて。と釘を刺し、開始の合図を頼むと俺に向き直った
『全力…本当にいいんだな』
「ええぞ。ファントムさんの実力を遺憾なく発揮せぇや？」
『恥ずかしいからやめてくれ…。今更だがファントムって名前は俺がつけたわけじゃないからな。そこだけ履き違えないように』
「ﾌﾟｯ…」
「始め！」
ひとらんが吹き出すと同時に、ロボロが開始の合図を言った
咄嗟に真っ直ぐ向かってきたのを受け止めてそのまま剣を弾き、体勢が崩れたところに剣を振りかざす
寸止めしようとしてスピードの落ちた剣は、コネシマが体勢を立て直すのに充分な時間を与えてしまったらしく、ギリギリのところで受け流されてしまった
キン、と振り下ろした剣を受け流したコネシマは、そのままほぼ予備動作なしで顔面に刺突を繰り出してきた
首を傾けて避けると、ピッと頬が切れたであろう音がする
『…っぶねぇ』
あのタイミングで顔狙うとか、コイツ俺を殺す気か？
なんて少し青ざめながらバックステップをして距離をとる
「なんや、ビビったんか？まだまだこれからやで！！」
突っ込んできたコネシマと何回か斬り結び、鍔迫り合いになったところで、無理矢理力押しで吹き飛ばす
『っと…、ヒビって…ねぇよっ！』
「ｯ……なかなかやるやん。ならこれはどうや！」
少し後方に飛んだコネシマは、獣のように姿勢を低くして地面スレスレを走っている
『なんだ、その技…！』
ま、見たことあるけど。いつかは忘れたが敵にやってた気がする
俺の言葉を聞いていけると思ったのか、コネシマはニヤリと笑ってスピード上げ、そのまま足を斬り払うようにスピードの乗った一閃をした
…俺は敢えてその場で最低限のジャンプをして反撃をしようとして、腹にモロに拳をもらった
戦いにおいて速度は威力だ。受け身をとることもせず地面を転がった
本当はバク宙や後ろに大きく下がることでニ撃目も躱せるが、初見じゃ大体こうなるだろう
『…うぐ…ッ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ』
一応痛がっているような演技もした方が違和感ないか…
「そこま「待てや！！まだ終わっとらんやろ、A？」…でも…立てる？」
…立てなくもないが…これ以上やると次の予定に支障が出るな…
俺が地面に転がったままの状態でいると、流石にまずいと思ったのか、コネシマが駆け寄ってくる
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U - rpが来て主さんがwrwrdに再熱...というかこの界隈を思い出してくれたらなぁっと思い帰ってきました。もうこの作品も2年経ちますね、気が向いたら続編を書いてくれたら幸いです (4月8日 16時) (
レス) id: 2a32fc0009 (このIDを非表示/違反報告)
海老天2(プロフ) - 久しぶりですね、wrwrdに再燃したのでまた何周も見させていただいてます。もう何周見たのでしょうか…数え切れません。完結してしまったんだなと思うと少し辛いですが、この作品が残っているだけで私は嬉しいです。どうか作品を書いている主様が元気でありますように (12月20日 0時) (レス) id: 33cb616463 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - まじ好きです。ぜひ更新していただきたい。 (12月9日 10時) (レス) @page50 id: c8a05a8ee5 (このIDを非表示/違反報告)
アジフライ - もう20周目は行ったのではないでしょうか…もう界隈から離れてしまったのかもしれませんが、作品を消さないでくれてありがとうございます。いつかまた、気が向いた時にでも更新していただきたいです…私がこの界隈を離れても、この作品は読み続けると思いますので… (10月31日 12時) (レス) @page50 id: 0a174f529f (このIDを非表示/違反報告)
U - 停止してからも読まれ続けているのも珍しいですよね。各有私もそのひとりなのですが....作者様の心身ともに健康を祈ってます。今7週目ﾃﾞｽ((ﾎﾞｿｯ… (10月30日 22時) (レス) id: 3d178da5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田。 | 作成日時：2022年7月26日 3時
