ひゃくなな。 ページ11
「いや〜、この紅茶めっちゃ美味しいんよ。Aにも飲ませてあげたくて！」
『おう…ありがとう』
目の前で淹れられた紅茶を受け取り飲んでいる
何故かニコニコと笑っているオスマンに連れられ、談話室へと来ている。朝っぱらから食堂に行く気がしなかったのである意味助かったが、どういう状況なんだこれは…
それにいつの間に外交から帰ってきてたんだ…
…にしてもこの紅茶うまいな。淹れ方もあるんだろうが
このクッキーも甘さ控えめで美味い。
俺の好みを覚えていてくれたのか…と少しばかり嬉しくなったのを見計らってか本題を切り出してきた
「…さ〜て、いくつか質問してもええか？」
だよな。オスマンは人一倍疑り深い性格だ。
『……いいぞ。答えられる範囲ならなんでも答えよう』
「うん…じゃあ一応確認なんやけど。Aは俺たちの味方なん？」
『あぁ。数ヶ月前は事情があって軍を抜けたが、俺がお前らの敵になる事はまずありえない』
俺がそう答えるとオスマンはしばらくこちらを凝視して沈黙してから、力が抜けたように笑った
「そっか」
『…何はともあれ、すまなかった。いくら事情があるとはいえ、お前らに酷いことをしてしまった』
頭を下げ、今回もやっと謝れたな…なんて思っていると、オスマンはそんなこともう気にしてへんよ、Aには随分と助けられとるし。と笑った
「それで２つ目なんやけど…、ここ最近グルッペンとか他の幹部のメンツもデジャヴを感じることがあるんよな。なんか知ってる？」
『…それに関しては分からない。どうして俺にそんな質問を？』
「いや、ゾムに聞いたんや。デジャヴの事をファントムに話したら"覚えてるのか"って迫られたって」
『……』
そういえばそんなこともあったな。…まずいな、嘘をついてもバレる可能性が高い
「…なるほど。大体わかっためう〜。無理に聞きたいわけじゃないから、もう質問は終わりにしとくね」
『ﾊｧ…すまん』
「ええよ。でもそのうち話してな」
『あぁ。そのうち…な』
いつか話せる日がくるんだろうか。…いや、来ないだろうな
その後は相変わらず内ゲバが酷いとか、トントンが連続徹夜記録を更新しただとかたわいもない話をして、オスマンと別れた
今日はチーノに謝りに行く予定なのに、すっかり時間を食ってしまった
先程見回りの任務に向かうであろうコネシマとすれ違って、チーノが居そうな場所を教えて貰ったので早速そこへ向かうとしよう
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U - rpが来て主さんがwrwrdに再熱...というかこの界隈を思い出してくれたらなぁっと思い帰ってきました。もうこの作品も2年経ちますね、気が向いたら続編を書いてくれたら幸いです (4月8日 16時) (
レス) id: 2a32fc0009 (このIDを非表示/違反報告)
海老天2(プロフ) - 久しぶりですね、wrwrdに再燃したのでまた何周も見させていただいてます。もう何周見たのでしょうか…数え切れません。完結してしまったんだなと思うと少し辛いですが、この作品が残っているだけで私は嬉しいです。どうか作品を書いている主様が元気でありますように (12月20日 0時) (レス) id: 33cb616463 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - まじ好きです。ぜひ更新していただきたい。 (12月9日 10時) (レス) @page50 id: c8a05a8ee5 (このIDを非表示/違反報告)
アジフライ - もう20周目は行ったのではないでしょうか…もう界隈から離れてしまったのかもしれませんが、作品を消さないでくれてありがとうございます。いつかまた、気が向いた時にでも更新していただきたいです…私がこの界隈を離れても、この作品は読み続けると思いますので… (10月31日 12時) (レス) @page50 id: 0a174f529f (このIDを非表示/違反報告)
U - 停止してからも読まれ続けているのも珍しいですよね。各有私もそのひとりなのですが....作者様の心身ともに健康を祈ってます。今7週目ﾃﾞｽ((ﾎﾞｿｯ… (10月30日 22時) (レス) id: 3d178da5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田。 | 作成日時：2022年7月26日 3時
