『虹ヶ咲』恋愛小説

第45話 ページ48

愛「じゃあ！愛さんは先に行ってるから準備できたらきて！」

「りょうかい」

歩夢「うん！わかった！」


あの後部室を出て俺たちは愛の家の店に手伝いに行くことに
まぁ、ここで問題なのが、俺がバイクで来ている事
3人乗りは違反だし、結構音もうるさいと思うから一旦家に帰り歩いて行く

「んじゃ、歩夢。一回帰ってバイク置いてくるから。なんなら愛と一緒に先に行ってても？」

歩夢「ううん。一緒に帰るよ。流石に汗かいてる体でお店のお手伝いは悪いもん」

確かに。みんなさっきまで練習してたし、そのまま行ってたら悪いな。客からしてもいい気はしない。
うん。流石は歩夢だ

「そうだな。じゃあ、一緒に帰るか」

歩夢「うん！」

「あ、その前に。コレ歩夢に」

そう言い俺が取り出したのはさっきかすみ達にあげた紙袋と一緒のもの。
「？」を浮かべながら歩夢は受け取り中を確認すると…

歩夢「えっと、コレ全部もらってもいいの？」

あげたのにも関わらず確認をしてくる
確かに、結構入ってる量が多いし、アクセサリーも少しあるから戸惑うのはわからなくはない

「ああ。歩夢の髪型って手入れとか大変そうだし、ヘアピン無くしたとか、ヘアゴムが切れちゃったって言ってたの思い出してな」

歩夢「あ、ありがとう！コレ大切に使うね！」

そのままご機嫌なご様子でバイクの後ろに乗る
まぁ、気に入ってもらえたなら良かった。



さてと、急いで帰って愛のとこにも行きますか

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